おしゃれFOODIEがいく〈食パン専門店〉

FOODIE(フーディー)とは、美味しい時間を楽しむことに積極的な人たちを指します。レストランがお客を選ぶ時代はもう終わり。いつ、どこで、何を、誰と、どのように食べたいかは自分で決める!そんなFOODIEがこれからの食文化を作り出す未来もそう遠くはありません。

そんなFOODIEが注目している新しい文化について、今回は「食パン専門店」をキーワードにご紹介したいと思います。

最近、街中に食パン専門店がオープンしています。オシャレな街に行列ができる食パン専門店は雑誌やテレビでも特集されるなど、今や食パンがパンのトレンド最前線です。筆者の住む町にも食パン専門店があり、開店当初の数年前は「食パンだけで??すぐに潰れるのでは??」と正直思っていました。しかし、その店は衰え知らずの繁盛店です。

バゲットブーム、天然酵母のパンブーム、コッペパンブーム、と次々に登場するパンブームですが、なぜ今「食パン」なのでしょうか。流行りの“一周回って”ということでしょうか。食パンは日本人にとって1番馴染の深い、いわば「日常」のパン。価格も安いものなら1斤100円以下です。2~3斤分とはいえ、1本1,000円近くのものが売れている現実。高級な理由は、こだわりの原料と製法。調べれば調べるほど、職人や企業の努力が見て取れ、その価格にも納得してしまうのです。ふわふわ・もちもち・さくさく・しっかり・どっしり・軽い食感から重い食感までお店独自の特徴を持ち、1度聞いたら忘れられないようなユニークな店舗名が多いのも着目すべき点ですね。気になる客層は流行に敏感な主婦層が主かと思っていたのですが、耳まで軟らかいことや口どけのよいことから高齢者にも人気があるそうです。

そんな高級食パンを美味しく食べる1番の方法は「生」。すなわちそのまま食べる、です。焼き立て食パンの香りに顔をうずめるかのごとく嗅ぐ、そして手で割ってかぶりつく……そこには至福しかありません。危うく1斤くらい食べてしまいそうになるほどの美味しさです。次にオススメするのはバタートースト。厚めにスライスして表面に切り込みを入れ、その溝にバターを入れ込んでトースト。サクッ!ジュワッ!がたまらない味わいです。

パンは日にちが経つとどうしても風味や食感が落ちてしまいます。さらにこの時期はカビが気になるところですが、冷蔵庫で保存するのは絶対にやめましょう。食パンに含まれるでんぷんは0℃に近いほど劣化しやすい性質があり、でんぷんが劣化すると水分がなくなります。つまりパサついてパンの味が極端に悪くなってしまうのです。長期保存には冷凍保存が向いていますので1枚ずつホイルかラップで包み、乾燥しないようジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう。

高級食パンブーム。基本のものこそ作り手の技術が現れ、シンプルなものこそ洗練された魅力がある。そんな原点回帰の中に見える新しさがこのブームの神髄なのではないでしょうか。「高級食パンを買いに行く」それがお出掛けの目的でも、日常でも、美味しいものを求めていくのが楽しいんですよね!

食パンを使ったレシピはこちら

参考 「KUFURA」WEB

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