2026.5.1UP
「母の日ごはん」どうする?世界の食文化から学ぶおうちごはんの在り方
「母の日」は世界中で祝われており、それぞれの国で食事の楽しみ方や過ごし方に違いがあります。そこには、「家族で過ごす時間を大切にする」という共通の思いも。
このコラムでは、海外の母の日の文化や食の習慣をヒントに、日本の家庭でも取り入れやすい「おうちごはんの在り方」をご紹介します。
母の日は世界共通の「ありがとう」を伝える日
アメリカ発祥とされる母の日は、日本をはじめ多くの国で広く親しまれています。国によって日付や祝い方は異なりますが、共通しているのは「母への感謝を伝える日」であること。特に食卓は、その気持ちを表現する大切な時間として、多くの国で重視されています。高価な料理でなくても、家族で囲む食事には、その国ならではの温かい文化が表れています。
海外に学ぶ、母の日の過ごし方
母の日の過ごし方について海外の文化に目を向けてみると、日常の中に取り入れやすいヒントがたくさんあります。例えば、アメリカの母の日は「家事をしない日」として、家族が朝食やブランチを用意するのが定番。パンケーキや卵料理など、シンプルながらも心のこもったメニューが並びます。
同じくフランスでも、「お母さんの休日」という意味合いが強く、母親は家事をしないのが一般的。ケーキやコース料理を楽しむパターンもあれば、家族が代わりに料理をし、朝食をベッドまで運ぶという習慣もあるそうです。同じヨーロッパのイギリスでは、「シムネルケーキ」と呼ばれる伝統焼き菓子を囲みながらゆったり過ごし、家族全員で食事の準備や後片付けを行うといったスタイルも。こうした文化から見えてくるのは、「一緒に過ごす」という時間を大切にしていることです。豪華である必要はなく、家族が用意した料理を囲むことそのものが、母の日の中心になっています。毎日食事を作るという役割を母親が少しだけ手放して家族にお任せしてみる、そんな過ごし方が海外ではよく見られます。
世界の文化からヒントをもらう母の日ごはん
では、日本で取り入れるなら、どのような形がいいのでしょうか。例えば、パートナーや子どもたちに簡単な一品を作ってもらうだけでも、嬉しい気持ちになるはず。温かいスープやワンプレートごはんなど、負担にならないメニューで十分です。もちろん「一緒に作る」という選択もおすすめ。一人でキッチンに立つと義務感やプレッシャーを感じることもありますが、一緒に作れば良い思い出となります。
また、海外のように朝と昼を兼ねたブランチを楽しむのも取り入れやすいスタイル。早起きして朝食を準備するという負担が減るだけで、いつもよりゆっくりとしたペースで午前中を過ごせます。夕飯であれば、ヨーロッパの家庭を参考に、大皿料理を囲むのもおすすめ。パスタやグリル料理、サラダなどをテーブルに並べ、取り分けながら食べることで、食卓が和やかな雰囲気になります。家族を中心に動いてもらい、お母さんはゆっくり過ごす。いつもと異なる役割をそれぞれが担うことで、日々の家事の大変さを実感するきっかけにもなるでしょう。
今年の母の日は、海外の文化をヒントにしながら自分たちのライフスタイルに合った形で楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ、「おうちごはん」で感謝を伝える一日を楽しんでください。
参考:


