五月病は「頑張らない」が正解。心を軽くするためにやめたいおうち習慣

ゴールデンウィークが終わり、日常生活に戻った途端に「やる気が出ない」「家事も仕事も面倒に思える」と感じることはありませんか。この状態は、いわゆる「五月病」のサインかもしれません。このコラムでは、五月病をやわらげるために大切な「頑張りすぎない考え方」と、家で無理なくできる習慣について解説。さらに、五月病から抜け出すために見直したいNG習慣についてもお伝えしていきます。

五月病は「頑張るほどつらくなる」こともある

新生活や環境の変化によるストレスや、連休による生活リズムの乱れが重なるこの時期は、心身のバランスを崩しやすいとき。つい「ちゃんとしなきゃ」「頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまいがちですが、こうした意識が不調を長引かせる原因になる場合もあります。この状態で無理に「やる気を出そう」とすると、かえって心身への負担が増し、疲れや不調を感じやすくなることも。特に、家事や育児、仕事を両立している方は、「自分が頑張らなければ」と責任を抱え込みがちです。だからこそ、「五月病かもしれない」と感じたときは、あえて力を抜くこともひとつの選択。頑張らないことが、結果的に回復につながる可能性があります。

家事は「完璧じゃなくていい」と考えてみる

毎日の家事は、気づかないうちに大きな負担になっています。「掃除は毎日する」「食事は手作り」「家の中はきれいに保つ」そんな「当たり前」を少し緩めるだけでも、気持ちは軽くなるはず。例えば、「掃除は週末にまとめる」「洗濯は休む日をつくる」「市販品や冷凍食品を活用する」といったように、できる範囲でやるという意識に変えてみましょう。もちろん、毎日の食事づくりも同様です。「手抜きごはんの日」をあらかじめ決めておき、「お惣菜やデリを取り入れる」「ワンプレートや一品料理にする」など、負担を減らす工夫を取り入れてみてください。「今日はラクしていい日」と決めるだけでも、気持ちに余裕が生まれるはずです。

五月病から抜け出すためにやめたい習慣

五月病の時期は、心身のエネルギーが低下しやすい状態にあると考えられています。意識的に休息をとることが大切ですが、日常の習慣によっては不調を長引かせてしまう可能性もあります。そのため、次のような習慣には注意が必要です。

<夜更かし>

生活リズムが乱れると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。できるだけ同じ時間に寝ることを意識しましょう。

<食事を抜く>

忙しさや食欲不振から食事を抜くとエネルギー不足になり、だるさや集中力の低下につながることがあります。簡単なものでもよいので、何か口にすることが大切です。

<スマホの見すぎ>

就寝前や起床直後にスマートフォンを見る習慣は、脳を休めにくくするとされています。夜は、画面を見る時間を少し減らしてみましょう。

<完璧を求めすぎる>

「きちんとやらなければ」という気持ちが強いほど、自分を追い込みやすくなります。7割できれば十分、という意識を持つことも大切です。

五月病を乗り越えるために大切なのは、「頑張ること」ではなく「ゆるく整えること」です。できないと思った日はゆっくり休む、頼れるものは頼る、そうした選択が、心と身体の回復につながると考えられています。

連休明けの時期は、多くの人が不調を感じやすいタイミング。「自分だけではない」と捉え、少し肩の力を抜いてみてください。日々の小さな選択を見直すことで、気持ちは少しずつ軽くなっていきます。無理をせず、自分のペースで日常を取り戻してくださいね。

参考:

【医療相談】

【おりたメンタルクリニック】

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