2021.12.19UP
料理における重曹使いをマスターしよう
重曹、おうちにありますか?
重曹といえば、お掃除に使う粉として人気ですよね。
実は料理にも重曹が使えるのはご存じでしょうか。
・重曹の種類
重曹は、お掃除で使っているという方も多いかもしれません。
ドラッグストアに行くと、大容量の重曹が低価格で売られています。
この重曹は、食用ではないので料理には使わないでください。
食用の重曹は、製菓材料売り場に並んでいることが多く、パッケージに「食用」と表示がありますのでご確認ください。
「タンサン」と書かれていることも多いですよ。
・お菓子作りに
お菓子作りをする時にふくらし粉として使うのは、ベーキングパウダーですよね。
重曹も、ふくらし粉用の材料として使えます。
ベーキングパウダーは縦に膨らみを出すのに対し、重曹は横に広がる作用があります。
重曹をあまり多く使うと苦みが出やすいので、用途に応じてベーキングパウダーとのダブル使いをするのがおすすめです。
・果物類のワックス落としに
グレープフルーツやオレンジ、レモンなど、輸入ものの柑橘類の多くにはワックスが塗布されています。
このワックスは、つやを良くし、輸送中の腐敗を防ぐ目的で塗布されるものです。
農薬の一種なので、できるだけ口には入れたくないですが、水で洗うだけですときれいに落とすことは難しいです。
そういった時に便利なのが重曹。
水1リットルに重曹を小さじ1程度入れて溶かし、そこにワックスコーティングされている果物類を入れて数分ひたしておきます。
農薬が気になる野菜にも使えますが、野菜を洗う場合は1分程度で大丈夫ですいいですよ。
・魚のぬめり取りに
自分で魚をさばくとき、魚がぬるついて滑ってしまうことがあります。
そんな時は、重曹を直接魚に振りかけるとぬめりが取れやすくなりますよ。
こすってぬめりをとったら、重曹が残らないようにしっかり洗ってください。
こうすれば味に変化はなく、ぬめりだけがきれいに取れます。
重曹はスーパーに必ず売られている存在ですが、料理で使ったことがない方が意外に多いと思います。
機会がありましたらお試しください。料理における重曹、とっても便利ですよ。
参照:なし
オフィシャルメンバー:戸根 みちこ