料理における重曹使いをマスターしよう

重曹、おうちにありますか?

重曹といえば、お掃除に使う粉として人気ですよね。

実は料理にも重曹が使えるのはご存じでしょうか。

・重曹の種類

重曹は、お掃除で使っているという方も多いかもしれません。

ドラッグストアに行くと、大容量の重曹が低価格で売られています。

この重曹は、食用ではないので料理には使わないでください。

食用の重曹は、製菓材料売り場に並んでいることが多く、パッケージに「食用」と表示がありますのでご確認ください。

「タンサン」と書かれていることも多いですよ。



・お菓子作りに

お菓子作りをする時にふくらし粉として使うのは、ベーキングパウダーですよね。

重曹も、ふくらし粉用の材料として使えます。

ベーキングパウダーは縦に膨らみを出すのに対し、重曹は横に広がる作用があります。

重曹をあまり多く使うと苦みが出やすいので、用途に応じてベーキングパウダーとのダブル使いをするのがおすすめです。



・果物類のワックス落としに

グレープフルーツやオレンジ、レモンなど、輸入ものの柑橘類の多くにはワックスが塗布されています。

このワックスは、つやを良くし、輸送中の腐敗を防ぐ目的で塗布されるものです。

農薬の一種なので、できるだけ口には入れたくないですが、水で洗うだけですときれいに落とすことは難しいです。

そういった時に便利なのが重曹。

水1リットルに重曹を小さじ1程度入れて溶かし、そこにワックスコーティングされている果物類を入れて数分ひたしておきます。

農薬が気になる野菜にも使えますが、野菜を洗う場合は1分程度で大丈夫ですいいですよ。



・魚のぬめり取りに

自分で魚をさばくとき、魚がぬるついて滑ってしまうことがあります。

そんな時は、重曹を直接魚に振りかけるとぬめりが取れやすくなりますよ。

こすってぬめりをとったら、重曹が残らないようにしっかり洗ってください。

こうすれば味に変化はなく、ぬめりだけがきれいに取れます。

重曹はスーパーに必ず売られている存在ですが、料理で使ったことがない方が意外に多いと思います。

機会がありましたらお試しください。料理における重曹、とっても便利ですよ。

参照:なし

オフィシャルメンバー:戸根 みちこ

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