お家でできる癒しカフェ風プレート! 上手に盛り付けるポイントをチェック

パワフルに活動する夏から心身が落ち着いてくる秋へ、季節の移り変わりとともに食卓の彩りや空間にも少し変化をつけてみたくなるもの。どこか懐かしくて安心感のあるホッと一息つける……そんな癒しをお家ごはんで味わってみませんか?

今回は、「Your Momʼs Cooking in Tokyo」をコンセプトとして、おふくろ料理で心と身体を温めてくれるカフェ「REISM STAND」の店長小川さんに、お家でできる癒しカフェ風のテーブルコーディネートについて教えて頂きました。

最近のトレンドは「楽しく、豊かに暮らす」

好きなモノやコトに囲まれて生活をする価値観がここ数年、注目されつつあります。とりあえず暮らすのではなく、心を豊かに楽しく暮らすために、ファッションやアート、インテリアを日々の生活に取り入れて、自分なりのこだわりをインストールしていく、そんな自分らしさを表現するライフスタイルが「イマドキ」の暮らし方。

夏の疲れを癒してくれる、やさしさを感じさせてくれる、お家ごはんをコーディネートするコツとは?

1.惣菜によってお皿を変えてみる

主菜と副菜、ごはん、吸い物と一通り並べたときに気を付けたいのがお皿の素材や色合いの組み合わせ。いくつものお皿を並べた際、黒っぽいお皿ばかりが並んでしまうのは見栄え的にもNG。不揃いであっても淡い色合や重厚感のある素材、柄ものなど、あえてバラバラにしてみると、意外とまとまり感が出てきます。

2.料理の内容によって、盛り付け皿を変えてみる

器の大きさや形状を上手に使い分けるのも盛り付けをより美しく見せるポイント。「REISM STNAD」のランチセットでもエディブルスープやおばんざい、ご飯やデザートなど5皿をお盆に並べ、目に入った時のバランスに気をつけているそう。深めの器ならスープ系を、フライなど幅をとる料理は平皿にのせて存在感を見せてあげましょう。ここで注意したいのが、お皿の上にある料理がぎゅうぎゅう状態にならないこと。ゆとりのある「余白」は美味しそうに見せる大切なテクニックです。

3.仕上げの一工夫で華やかさをアップ

ほっこりとした気持ちにさせてくれる家庭の和食は癒し効果抜群!でもその一方で、少し地味で目立たない印象があるのもまた事実です。そんなときは最後の仕上げにアクセントを入れてあげると◎。例えば、スープなら刻みネギやゴマなどを盛り付ける、お浸しなら削り鰹節を添えてあげる、たった一手間だけでも見栄えにグッと変化が出ます。旬の秋野菜が登場するこれからの季節なら野菜が持つ本来の色を活かした一品を入れてあげるのも、おすすめです。

いかがでしたでしょうか?このほかにも「REISM STAND」では木目調のインテリアや観葉植物を置くことで、どこか懐かしい気分でテーブルを取り囲む空間づくりを取り入れているのだとか。季節や気分によって、いまの自分が一番良いと感じるものを素直に取り入れてみると、より豊かな食生活が送れます。毎日の食卓はライフスタイルをコーディネートする最も身近なこと。お気に入りの食器を揃えて、料理の盛り付けや空間づくりを楽しんでくださいね。

取材協力:REISM STAND

東京都渋谷区鶯谷町6-6グリーンハイツ鶯谷2F

OPEN:11:00-23:00

https://www.re-ism.co.jp/reismstand/

※写真:ランチセット1,000円(税込)

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム