おしゃれFOODIEがいく〈“うにく”のような意外なコラボ料理〉

FOODIE(フーディー)とは、美味しい時間を楽しむことに積極的な人たちを指します。レストランがお客を選ぶ時代はもう終わり。いつ、どこで、何を、誰と、どのように食べたいかは自分で決める!そんなFOODIEがこれからの食文化を作り出す未来もそう遠くはありません。

そんなFOODIEが注目している新しい食文化について、今回は「“うにく”のような意外なコラボ料理」をキーワードに紹介したいと思います。

まず、「うにく」という言葉を聞いてすぐに何かわかった人は、流行に敏感な美食家さんですね!「うにく」とは“ウニ”と“肉”のコラボ料理のことで、生ウニとレアな牛肉を一緒に食します。ウニを牛肉で巻く軍艦巻きのようなスタイルであったり、牛肉にウニがのっていたりします。酢飯と合わさっていることもあります。海と陸の贅沢品は喧嘩することなく最高の組み合わせになり、とろける舌ざわりとリッチな味は、まさに悶絶する美味しさです。

「うにく」のような意外な組み合わせの料理は他にもあります。例えばクリームチーズ×おかか醤油、納豆×トースト、あんこ×トースト、ふかしたジャガイモ×イカの塩辛、フライドポテト×バニラアイスクリーム、これらの中にはもはや定番化しているものもありますね。一見すると相性が悪そうなのに、どれも美味しいから不思議です。

アメリカンフードにも意外な組み合わせの料理があります。それは「フライドチキンワッフル」。フライドチキンもワッフルもアメリカの食事には欠かすことのできないものです。ワッフルの上にどっかりとフライドチキンが鎮座し、そこにたっぷりのメイプルシロップをかけていただくのですが、見た目のインパクトも相当です。フライドチキンにメイプルシロップ……この時点で想像の域を超えるところですが、フライドチキンのスパイスとメイプルシロップの相性がとても良いことに驚きます。油ものにシロップをかけていただくと、不思議とアッサリ食べられるから驚きです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外の朝食ではメイプルシロップがかかったカリカリベーコンが出されることもあるので、意外と「あり」な組み合わせなのかもしれません。

意外な組み合わせで美味しい料理の共通点は「甘じょっぱい」です。塩羊羹や塩大福も今では定番で人気がありますが、初めて聞いたときは意外とも言える組み合わせでした。うま味と甘味は似ているので、うま味の強いものとしょっぱいものの組み合わせも、お互いを引き立て合うことができます。

うにくは「甘じょっぱいルール」とはまた少し異なるパターンではありますが、高級食材がお互いの良さを消し合うことなく組み合わさった奇跡のコラボレーションと言えるでしょう。

参考:なし

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