ダイエット中の人にオススメ! 太りにくい年越しそばやおせち料理の食べ方

忘年会シーズンとなる年末は、学生時代の旧友との再会や仕事仲間との打ち上げなど飲みの席が多くなる時期。食べ過ぎ飲み過ぎに気をつけよう……と注意をしていても体重が気になる!という人も多いのではないでしょうか。

そんなダイエットを意識する中、年末年始に欠かせない食事といえば「年越しそば」や「おせち料理」。太らないようにと気を付けていても食べる機会が必ずあるため、ダイエットは年が明けて落ち着いたら……と諦めモードに入る人も少なくありません。

そこで今回は、ダイエット中の人にオススメしたい年越しそばやおせち料理の食べ方をまとめてお届けします。

年越しそばを食べるなら?

まずは1年の締めくくりに頂く「年越しそば」から。ヘルシーなイメージを持つ人が多くいる「そば」ですが、何も考えずに食べてしまうのはNGです。一般的なそばのカロリーは約200~300kcalが平均であり確かに高カロリーではありません。ですが、立派な炭水化物を夜中に頂くのであれば話は別。言わずと知れた太る原因になります。さらにトッピングも要注意。刻みネギやほうれん草、わかめなど低カロリートッピングであればセーフとされるものの天かすや天ぷらは量次第で簡単に100kcalを越えるものも少なくありません。このような年越しそばで考えられる「リスク」を考慮した上で、ダイエットを意識している人におすすめしたい年越しそばの食べポイントをまとめてみました。

・そばは小麦粉の少ない十割蕎麦を選ぶ

・トッピングはオクラ、めかぶ、とろろなどネバネバ系食材で血糖値上昇を抑える

・油ものトッピングはできるだけ避ける

決してカロリーが高いわけではない年越しそばですが、炭水化物であること、深夜に食べること、トッピング次第でカロリーが一気に高くなること、これらの背景を考えた上で食べ方に気をつけるのがダイエットをする上で心掛けたいポイントと言えるでしょう。

おせち料理を食べるなら?

昔ながらのお正月定番料理といえば「おせち料理」。色鮮やかで多種多様な食材がぎゅっと詰まった豪華な食事はあれもこれもと欲張りになって、つい食べ過ぎてしまいます。そんな種類豊富なおせち料理を食べる最大のコツは食べる順序。好きな物から食べる……といった安直なものではなく、血糖値の上昇を緩やかに上げていくような食べ方をチェックしていきましょう。

  1. 食物繊維系が含まれているもの

なますや椎茸、竹の子煮、椎茸の含め煮、ごぼうなど食物繊維が含まれている食材は最初に頂くのが◎。血糖の吸収を抑えてくれることに加え、あっさりした風味が多いのでスターターとして最適なのです。

  1. タンパク質が含まれているもの

昆布巻きや数の子、さわらの西京焼きなど肉魚類、卵焼きはタンパク質が含まれています。ある程度カロリーがあることから後に食べた方がいいのでは?と思われますが血糖値が上がりにくいことから早い段階で頂くのがおすすめです。

  1. 糖質が含まれているもの

黒豆や栗きんとん、だて巻きなど甘い風味が特徴的なおせち料理は後半に頂くのがおすすめです。

食べ過ぎにももちろん注意が必要ですが、おせち料理の特徴は濃い味付けです。これが太りやすい原因とも言われていますので一つひとつの食べる量と順番をしっかり頭で計算しながら食べてみることを意識してみてください。

年越しそばとおせち料理の食べポイントを解説しましたが、最もNGであるのは太ることを恐れて食べるという行為をストレスにしてしまうことです。「食べたら太る」というネガティブな感情ではなく、正しい順番で適正量を美味しく食べてダイエットしよう!とポジティブな気持ちで頂くと心も満たされるはず。年末年始という特別な時を楽しみながらダイエットを継続してみてくださいね。

参考:SOBAR https://sobar.jp/

HelC+ https://www.health.ne.jp/

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