2019.11.11UP
家庭でできる災害対策
9月1日は防災の日。
全国各地で防災訓練が行われます。
かつて関東大震災が起きた日でもあるこの日。
その後も各地での自然災害が絶えず、その度に家庭における災害対策の重要性が訴えられています。
皆様のご家庭では、どのような対策をされていますか?
台風被害も想定される9月。災害対策について考えてみましょう。
「備蓄はしっかり!」
災害で自宅から出られなくなったとき、必要となるのが食料品の備蓄。何をどれだけ備蓄したらよいかについては、農林水産省からもガイドラインが出されています。
緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド(農林水産省)
水や缶詰、お米等、ガイドラインに沿って家族全員分準備できているか、今一度見直しをしてみましょう。
「準備してそのまま……にならないために」
ありがちなのは、とりあえず備蓄をしっかりするけど満足してそのまま放置してしまうこと。いざ使う時がきたら賞味期限が切れていたり、自分の好きな味でなかったりすると、せっかくの備蓄が意味のないものになってしまう可能性もあります。そこで、おすすめしたいのが備蓄したものを定期的に確認をして日常の料理にも活用すること。普段から調理に使って味を確認していれば、いざ災害時に非常食を使う際に安心して食べることができます。
「おすすめ食材は?」
ご飯類や缶詰類を常備されているご家庭は多いと思います。
冷蔵ものの牛乳や野菜、果物などは非常食として長期保存するには向かない食材。
そうすると、非常時にはカルシウムやビタミン類が不足してしまう可能性があります。そこで私がおすすめする食材が、豆乳と野菜ジュース。
豆乳は牛乳と違い、常温で長期保存が可能です。開栓後は冷蔵保存が必要になるので、冷蔵庫が使えなくなる事態を想定して小さい紙パックの豆乳を準備しておくと便利です。また、野菜ジュースも同様に、小さいパックで常備しておくと手軽にビタミン補給ができます。いずれも、栄養面を補いつつ水分も摂れるので、非常時にあると便利な食材です。
「保存食調理は?」
魚の缶詰は、汁が出汁がわりにもなりますし、骨まで柔らかく食べることができるので優秀です。同じく缶詰でストックしていることの多いトマト缶と合わせて簡単なパスタを作ってみませんか?パスタは水に浸しておくとモチモチ食感になりますし、少ない水でゆでることができます。マルチグリルを使えば、茹でる&調理がまとめてできてしまいますよ
サバトマパスタ
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
また、買い置きしておいた豆乳をそのまま飲むのが苦手という方には、おすすめのデザートがあります。コーヒーと合わせることで豆乳の独特な香りが和らぎます。
豆乳コーヒーゼリー
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
いざという時に困らないためにも、この時期に一度家族で災害対策について見直してみてくださいね。
参照:農林水産省HP