フライパンの使い分け

毎日の料理に欠かせないフライパン。
ワンコインで手に入る手軽なものから1万円以上するものまで、その種類もさまざまです。
そして素材もいろいろ。


何を選んだらいいかわからない、という声もよく聞きます。
今回は、そんなフライパンの選び方・使い分けについてご紹介します。


どのくらい種類を用意すればいいの?

家庭に用意しておくフライパンは、家族構成や好きな食べ物、好きな仕上がりなどによって異なります。キッチンの熱源が「ガス」か「IH」かによっても変わりますね。全ての料理をまんべんなく、ひとつのフライパンで仕上げたいのであればコーティング系のフライパンが合いますし、仕上がりに応じてフライパンを分けたいのであれば鉄やステンレス製のフライパンが良いかもしれません。また、お弁当用のおかずを作ることが多い方は、小さめ、お鍋代わりに使いたい方は深型、など用途によって必要なフライパンは変わります。

【素材ごとの特徴】
◇コーティング系
軽くて焦げ付きにくい、価格もお手頃なものが多く揃っているのが、フッ素加工などのコーティング系フライパン。多くのご家庭に1つはあるのがこちらではないでしょうか。オールマイティに使えますが、使えば使うほどコーティングが剥げてきてしまうので、ある程度消耗品と割り切って購入する必要があります。

◇鉄製

鉄のフライパンはアウトドアで使われるような重みのあるものから、中華鍋のように軽く振って使えるものまであります。熱伝導率が高く調理しやすいのが特徴で、お手入れもたわしなどでこするだけ。実はとても使いやすいフライパンの一つです。10年20年は余裕で使えてしまう耐久性の高さも魅力。

◇ステンレス製
ステンレス製フライパンは扱いが少々難しいですが、温度のコントロール方法さえ身につければ、無油調理が可能で優れた保温性を兼ね備えているフライパンです。ステンレス製の鍋と同様、劣化しにくいので、正しく使えば何十年も使えます。

よく使われる3種類の素材別に特徴をご紹介しましたが、いかがでしたか?フライパンを選ぶときは、自分が使うシーンを想像してみることが大事です。サイズや重さがイメージと違うと使う頻度も減ってしまいますので、購入する際は実物を確認すること。自分の手で持ってみて、使いやすいかどうかをチェックしておくのをお薦めします。お気に入りのフライパンに出会えたら、毎日の料理もきっと楽しくなりますよ。

(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)

参照:なし

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