2020.3.24UP
春の新物特集
春は新物が出回る時期です。一年中手に入る野菜でも、春になると「新」という冠がついて出回ってきたりしますね。柔らかくてみずみずしい新物野菜。そんな春野菜についてご紹介していきます。
春野菜の特徴
「新」がついて出回る野菜は、その年の春に収穫されたもの、収穫後乾燥や貯蔵をされずに出荷された根菜類などがあります。
新物野菜
◇新玉ねぎ
皮が茶色い通常の玉ねぎは、収穫後1か月くらい風に当てて乾燥されたもの。新玉ねぎは収穫後すぐに出荷したもので、白くて柔らかく水分がたっぷり。辛みが少ないので生食に適しています。
◇新じゃがいも
年中スーパーなどに出回っているじゃがいもは、完熟してから収穫されたものです。新じゃがは完熟前の未成熟な状態ですので、皮が薄く柔らかいのが特徴。皮ごといただくのがおすすめです。じゃがいもに多く含まれるビタミンCは水溶性で調理中に流れ出やすいので、栄養を丸ごといただくためにも皮ごと食べられる新じゃがは栄養面でも優れています。新玉ねぎと同様、水分が多く日持ちはしないので、早めに食べるのがおすすめです。
◇新ごぼう
新ごぼうも、成熟しきる前の柔らかい状態を収穫したものです。あくが少なく香りが良いので、さっと茹でたり炒めるだけでOK。サラダとしても食べやすいです。
おススメレシピ
◇新じゃがいもの煮っころがし
皮ごといただきたい新じゃがいもは、小さめのものを選んで丸ごと調理するのがおすすめ。お出汁と砂糖で柔らかくなるまで煮たものを最後に味付けした煮っころがしは、一度食べたら止まらなくなること間違いなし。
◇新ごぼうと水菜のサラダ
新ごぼうはその柔らかさと香りを生かしてサラダでいただくのがおすすめ。さっと炒めたものをドレッシング変わりにしていただくと、シャキシャキの歯ごたえに。一緒にいただく水菜がいくらでも食べられてしまいそう。
この時期だけの春の新物野菜、たくさん楽しんでくださいね。
(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)
参照:なし