料理の幅を広げる、調味料のこと ~エスニック調味料~

昔から馴染みのある日本の調味料に加えて、最近はエスニック調味料もずいぶんと市民権を得ました。

数あるエスニック調理でよく使われる調味料の中よりオススメの3選をご紹介します。

1.オイスターソース

牡蠣を原料とした、濃厚なうまみとコクが特徴の発酵調味料。中華料理でもよく使われる定番の調味料です。エスニック調味料の中では最もメジャーで、スーパーに行けば必ず置いてありますし、常備されているご家庭も多いと思います。炒め物とも相性抜群。牡蠣のうまみが凝縮した調味料ですので、煮込み料理の隠し味に使うと味に深みが加わります。おでんのつゆの隠し味にしても味が整っておいしいですよ。火を通して調理するイメージが強いオイスターソースですが、マヨネーズと混ぜ合わせたオイマヨソースもびっくりするほど美味です。ディップとしても使えますよ。

2.ナンプラー

魚を塩漬けにして寝かせ、熟成して出た上澄みでつくられたナンプラー。魚が分解したアミノ酸のうま味があります。タイをはじめ東南アジアの料理には欠かせない調味料として知られています。

匂いを嗅ぐとちょっとクセがあるので苦手に感じる人もいるかもしれません。でも、スープに入れれば匂いも味もマイルドになり、レモンと半々に合わせればサラダにぴったりのドレッシングに変身します。ナンプラー1つあれば、あっという間にタイの味。

日本語で言えば「魚醤」と呼ばれるので、いつも使っている醤油を置き換えてみても違和感なく使えてしまう調味料です。

3.スイートチリソース

唐辛子・にんにく・砂糖などを原料とし、辛さと甘みが味わえるエスニックソースといえばスイートチリソース。タイやベトナム料理ではよく見かける調味料ですよね。

生春巻きを作るときに購入したけれど、その後の使い道がわからずそのまま放置されている…なんてシチュエーションに陥りやすいことでもお馴染みのスイートチリソース。

そのまま使うだけでなく、炒め物にも合うのでぜひ活用してください。お肉の漬け込みに使ってオーブンで焼いてあげると、絶妙な甘みと辛みの味わいと食欲をそそる焼きたてのグリル料理が出来上がります。

使い慣れていないとどうしたらいいかわからないエスニック調味料ですが、取り入れてみると味にバリエーションが生まれ、食卓が豊かになります。エスニック調味料をあまり使わない、放置してあるという方、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

タグ

オススメコラム・特集

このコラムに関連するコラム