「残暑の美肌ケア」

 9月に入り、夏が終わりを告げましたが、肌は夏のダメージ真っ盛り!強い紫外線にさらされた残暑の肌は、とても乾燥しやすい肌状態です。残暑とはよく言ったもので、朝晩の暑さは和らいでも日中の暑さは意外と続きますよね。夏のダメージで身体も肌も疲弊していれば、肌ストレスが溜まり、シミ・乾燥・くすみなどトラブルを引き起こしやすい状態になってしまうのです。

【シミ】

汗で取れてしまったり、水のレジャーで塗り直せなかったり。日焼け止めを塗っても紫外線から肌を守りきれる保証はありません。この紫外線を浴び続けると、肌を守ろうとする働きが暴走して、残暑もメラニンを過剰に作り続けてしまう、これが肌の奥のシミ予備軍としてどんどん増殖していくのです。

【乾燥】

強い紫外線は、肌の水分を奪います。そして汗をかくたびに気化熱で乾燥。タオルで顔を拭く刺激も乾燥を招きます。屋外と屋内の激しい温度差で自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなり、肌に酸素が行き届かなくなることも乾燥に繋がるみたいです。

【くすみ】

上記の通り血流が悪くなると、肌のサイクルが乱れがちになります。メラニンを含む角質がスムーズに排出されないと肌のゴワツキやくすみの原因にもなります。



残暑ケアのおすすめアイデア

夏の肌ダメージをやわらげる、残暑におすすめの美肌対策を5つまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

〇血流を良くする

洗顔後に蒸しタオルで温める方法。シャワーでおふろを済ませてしまう日は、50℃くらいのお湯に浸して絞った蒸しタオルで1分ほど顔と首を温めます。血流の流れを促進して自律神経をととのえる効果が期待できるかもしれません。

〇美白美容成分の入ったスキンケアを使う

いつもよりたっぷり化粧水を使い、乳液とクリームまでしっかり使いましょう。うるおい不足の乾燥肌は、せっかくの美白有効成分が行き届かないことがあります。汗をかいてクリームに抵抗がある方は、ジェルタイプの保湿もオススメです。肌の表面はうるおいがあるように見えても汗のベタベタでそう思えるだけというパターンもあります。保湿は意識して行いましょう。

〇ピーリング

日焼けをした日を避け、酵素洗顔やクレイ洗顔でやさしくピーリング。市販のピーリングジェルは刺激が強いものもあるので、自分の肌質に合ったものがおすすめです。

〇自律神経をととのえる

湯船につかる、ストレッチをするなど、自律神経をととのえることを取り入れてみましょう。顔のセルフマッサージを行う場合は、摩擦による刺激が起こらないよう、丁寧にやさしく触れるようにしてください。

〇ビタミンCの摂取

コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCをたっぷり摂って肌をサポートしてあげましょう。日焼けしてしまった日は、ビタミンCのサプリメントもオススメです。



9月に入っても、まだまだ侮れない紫外線。日焼け対策を怠るわけにはいきませんが、それでも秋の気配で乾燥した空気へと移り変わります。より一層の保湿ケアをしていきましょう!



参考:「資生堂わたし+」WEB

   「STEFANY GINZA TOKYO」WEB

オフィシャルメンバー:滝野 香織

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