2024夏季オリンピック開催国パリが熱い!噂のパリおにぎりって?

2024年7~8月に開催されるパリ2024夏季オリンピック。競技はもちろんのこと、オリンピックではどんな料理が登場するのかもまた注目されています。

そんな中、パリでは日本の「おにぎり」が大ブームを起こしており、スーパーや空港でも購入できるほど。

世界からパリ2024夏季オリンピックを目的に集まる人々が、日本のおにぎりをパリで食べるという光景を目にするかもしれないのです。

このコラムでは、パリ2024夏季オリンピックでの食事事情やパリで人気のおにぎりについて解説します。



パリオリンピックの食事はどうなる?

パリオリンピックでは、どのような食事をいただくことができるのでしょうか。多くの人を集客するパリオリンピックの環境配慮とともにお伝えします。

1300万食以上の多様な食事を提供

パリオリンピックでは1300万食以上の食事が提供され、朝食から夕食、サンドイッチからレセプションのビュッフェまで、

アスリート、ボランティア、観客、メディアなどのニーズに応えます。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は「フランスのガストロノミー」と呼ばれる美食学を無形文化遺産に認定しており、

その伝統的なコースは食前酒から始まり、前菜、魚または肉のメイン料理、野菜の付け合わせ、チーズ、デザート、そして食後のリキュールで締めくくられますが、

パリオリンピックでの食事提供を担うレストランでは、このような完璧なコースの提供は現実的ではないという意見も。

競技に集中するアスリートたちにとって、そうした豪華な食事を楽しむ時間がほとんどないことを考えると、

伝統的なコース料理ではない別の形で提供されるかもしれません。



パリオリンピックの「フードビジョン」

1300万食の食事が提供されるのであるから、それに伴う廃棄物は想像を超える量になります。

事実、パリオリンピックの「フードビジョン」では、1300万食の平均二酸化炭素排出を半減させることや使い捨てプラスチックを半減させることが掲げられており、

食材に関してもサステナビリティ認証食材にすることが掲げられています。

パリで人気が高い「おにぎり」!

パリオリンピックでは、競技はもちろんのこと現地のトレンドにも注目が集められます。今、パリで人気がある料理は、なんと日本の「おにぎり」。

パリではおにぎり専門店が増え、スーパーや駅、空港でもおにぎりが買えるのだそうです。

「パリおにぎり」日本のおにぎりとの違いは?

見た目は、日本のコンビニで売られているフィルムで包まれた三角の形に似ています。

しかしパリのスーパーで売られているおにぎりは、約600円と少しお高め。

具材も日本との違いが見られ、梅や昆布といった日本での人気具材は日系のお店でしか取り扱っていないとのこと。

オーソドックスなのは、サーモンやアボカド、クリームチーズです。

「パリおにぎり」で人気の具材は?

パリで人気のおにぎり具材には、フランス料理の影響が色濃く反映されています。

例えば、トリュフやフォアグラ、地中海の海の幸など、高級食材を使ったおにぎりが特に人気です。

また、地元の野菜やチーズを使用したヘルシーなバリエーションもあり、フランス人の味覚に合わせた独創的な味わいが楽しめます。



パリオリンピックまで、あと数ヶ月。パリでブームとなっている「おにぎり」がオリンピック会場で目にするかもしれません。

参考

【AFPBB News】

【Paris 2024】

【ESG Journal】



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