ゴールデンウィークは家族で料理当番制を。「ゆる分担」の考え方

楽しみがいっぱいのゴールデンウィークですが、家族が家にいる時間が長くなると、自然と食事回数も増え、気づけば「ずっとキッチンに立っている気がする」という声も少なくありません。そんな長期休みにこそおすすめしたいのが、家族みんなで回す料理当番制。厳しいルールを作るのではなく、家族みんなが参加しやすい「ゆる分担ルール」の考え方を紹介します。

ゴールデンウィーク中の料理負担が増えないために

普段は外食や給食・社食などに分散している食事ですが、ゴールデンウィークのような長期休みは一気に家庭へ集中しがち。その結果、家族みんなの生活リズムはバラバラなのに朝昼晩すべて自宅で食べる日が増えるため、食事の回数や要望が増えやすい傾向にあります。気づかないうちに負担が一人に集中してしまいやすいからこそ、連休中は「作る人を固定しない」仕組みづくりがとても大切です。

やってみよう!「ゆる料理当番制」の考え方

今回提案する「ゆる料理当番制」は、誰か一人に任せるのではなく、家族全員で料理に参加しようという考え方。厳しいルールを作るより、「全部を任せない」「できることだけ担当する」「失敗してもOKの雰囲気をつくる」という意識を持つだけでもハードルが下がります。

例えば、未就学児であれば、お手伝い体験として「野菜を洗う」「レタスをちぎる」「テーブルを拭く」「お皿を並べる」など、参加している実感を持ってもらうことが大切。小学生なら「ゆで卵の殻むき」「サラダ・おにぎり作り」「盛り付け」と役割を持たせるとやる気アップに。中高生なら、味噌汁や卵焼き、焼きそば、チャーハンといった簡単な一品を任せてみるのもおすすめ。火を使う料理デビューの機会にもなります。そして、パートナーには焼くだけ料理や買い出し、後片付けをお願いするのもひとつの方法。食事づくりはチームで取り組むものですので、「作る」にフォーカスせず、準備や片付けを担当してもらうだけでも大きな違いがあるはずです。

家族参加型ごはんのメリットは?

毎日作る大変さは、実際にやってみないと分からないもの。一度経験すると「いつもありがとう」という気持ちが少なからず実感できるはずです。さらに料理体験は、会話が増えるとともに、食材への興味や好き嫌いの改善、自立心の育成につながるとも言われています。

そうした中で料理当番制を続けるコツは完璧を求めないこと。切り方が不揃いでも、味が濃くても、時間がかかっても、一緒に作るという時間が大事。「お手伝いありがとう」「おいしいね」と褒めることで、きっと次も「やりたい」と手を挙げてくれるはずです。



長期休みは、生活習慣を変える絶好のタイミング。ゴールデンウィークをきっかけに料理当番制を始めることで、休み明けも続けてくれる可能性があります。今年のゴールデンウィークは、毎日の食事を「一人の仕事」から「家族の時間」へ。楽しく続く「ゆる分担ルール」で、食卓の景色を変えてみてくださいね。



参考:

【みんなの食育白書(農林水産省)】

【内閣府 男女共同参画局】



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