2019.11.12UP
デトックス効果が期待できる野菜を子どもに食べさせたい! インスタ映えする盛り付けテクニック
育ち盛りの子どもには栄養のバランスがとれたご飯を食べさせたい……
子どもの健康を想って工夫を頑張る親心をよそに、食に関する好き嫌いには意外と悩まされてしまうものです。では、子どもが興味を持ってくれるご飯とはどのようなものでしょうか?
近年ではSNSを活用したインスタ映えが流行していることから、華やかな見た目や心を踊らせてしまうような盛り付けが注目されやすい傾向にあります。
今回のコラムでは、「朝起きて食事をするときから、夜寝るときまで、植物とともにリラックスして過ごすライフスタイル」をコンセプトにしたBOTANIST cafeの人気メニューをヒントに、SNS映えする盛り付けテクニックについてBOTANIST cafe店長の三笠さんにお聞きしました。
野菜がキレイに見えるお皿選びは?
まずは食材を盛り付ける土台となるお皿選びからチェック。グリーン野菜を中心に、赤や黄色などカラフルな彩りが印象的なお野菜は、選ぶ食材の色や形が映えるものを選びましょう。
だからこそ、最初に選んで欲しいお皿は「白」。
真っ白なキャンパスに色を加えていくような感覚で盛り付けてみてください。Less is moreがコンセプトのBOTANIST cafeでは、テーブルが木製ですので白いお皿を使用しています。
テーブルとお皿の相性もありますので、もし木製テーブルで木製のお皿を使いたい場合はランチョマットなどを敷いて、テーブルとお皿が同化して見えないようにしましょう。
野菜の切り方にも一工夫をプラス
土台となるお皿が決まったら、さっそく野菜をカット。この時に気をつけるポイントは野菜の切り方です。
例えば、オクラは切り口が見えるように縦にカットすると、シュッと長さが出て盛り付けたときのアクセントになります。長さや形をある程度揃えておくと、まとまり感ができますので、参考にしてくださいね。
ちなみに、野菜嫌いなお子さまにはサラダに果物を入れて食べやすくしてあげましょう。レタスやトマト、オクラ、マッシュルームなど、臭みが少ない野菜は果物と相性が合います。インスタ映えを狙うなら、最近はやりのロマネスコも食べやすくておすすめです。
いつも捨ててしまう部位を活かしてインパクトのある盛り付けに!
野菜をカットしたらあとは盛り付けるだけ。ですが、ここで重要なのが子どもに興味を持たせるような盛り付けです。食材をお皿の上に並べる単純作業とはいえ、ここで失敗はできません。
そこで注目して頂きたいのが、いつも捨てている部位を見直すことです。
そら豆をサラダに入れるなら、普段捨ててしまう皮の部分を上手に使って、お皿代わりにするだけで印象的な一皿に変身します。
どうすればいいか分からない…!料理の盛り付けは得意じゃない!という人は、食べるお花として話題の「エディブルフラワー」や「花穂紫蘇」をお皿に散らしてあげるとワンランク上のオシャレな盛り付けができます。少し高さをつけて盛り付け、白いお皿の空き部分にお花をあしらってあげると贅沢な雰囲気に仕上がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
いつも食べている野菜サラダでも、切り方や盛り付けを少し変えてあげるだけで、「おっ!」と子どもの目を引かせることができます。興味や関心を持つことが野菜嫌いを克服するチャンス。大人も子どももワクワクするお家ご飯を目指してみてはいかがでしょうか。
取材協力:BOTANIST cafe
東京都渋谷区神宮前6-29-2 助川ビル2F ( 1F BOTANIST Tokyo)