2019.11.12UP
快眠に導くおうちごはんとは? いつものレシピに加えたい食材をチェック
1日の楽しみといえば「ご飯」。仕事や育児でがんばったご褒美に!と、外食へ行くこともあれば、忙しくてファーストフードやコンビニ弁当などに頼ることもありますが、コスパが良くて家族全員の健康を考えるなら、やはり手料理が一番ですよね。
でも、せっかく家で料理を作るなら快眠に導いてくれる「おうちごはん」にしてみませんか?いつものレシピを見直してみると同時に、快眠効果が期待できる食材をチェックしてみましょう。
快眠食材①「トリプトファン」で睡眠ホルモンUP
安眠・快眠におすすめの栄養素といえば「トリプトファン」。「メラトニン」や「セラトニン」をつくる睡眠ホルモンとして知られている必須アミノ酸の1つですが、体内で生成できないため食事から摂取する必要があります。乳製品や大豆製品、魚介類、ナッツ類などに多く含まれています。
〈トリプトファンが含まれている食材例〉
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズなど)
・大豆製品(豆、豆腐、納豆、味噌など)
・果物類(バナナ、アボカドなど)
・魚介類(かつお、まぐろ、イワシ、アジ、甘エビ、生ウニなど)
・乾物(削り節、煮干し、するめなど)
・肉類(鶏むね肉、鶏レバー、豚レバー、豚ロース、牛サーロインなど)
・ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、ひまわりの種、くるみ、落花生など)
・卵
快眠食材②「GABA(ギャバ)」でイライラ解消
抗ストレス作用を持つことから近年ではコンビニ菓子などにも取り入れられているGABAは、イライラや神経の高ぶりを抑えてリラックス効果をもたらしてくれるアミノ酸。副交感神経の働きを高め、精神を安定させてくれます。
〈GABAが含まれている食材例〉
・野菜類(トマト、じゃがいも、かぶ、茄子、カボチャ、キャベツなど)
・きのこ類(ブナシメジ、ブナピーなど)
・穀類(発芽玄米、胚芽米、玄米、アワ、キビ、大麦など)
・果物類(ゆず、みかん、ぶどう、伊予柑など)
・発酵食品(甘酒、キムチ、漬物など)
・ココア
・チョコレート
仕事から育児まで、現代の人間関係は常にストレスと隣り合わせ。ゆっくり心地良く晏眠ができないと、次の日にも影響を与えてしまいます。上記で紹介した「トリプトファン」や「GABA」が含まれた食材を上手に毎日のおうちごはんに取り入れて、睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか。
参考: