食欲の秋に食べたい!今が旬のおいしい秋野菜たち

「食欲の秋」ともいわれるように、野菜から果物まで旬を迎える食材が多い秋は、まさに食の季節。今が旬の秋野菜について、その役割と特徴をご紹介します。

身体を整えてくれる秋野菜のパワーとは?

夏の暑さで体力が消耗した身体は自分が思っている以上に疲れているものです。エアコンの使いすぎで自律神経が乱れたり、アイスや冷たいジュースの取りすぎで胃が冷えてしまったりするため、季節の変わり目のなる秋は必然的に体調を崩しやすい時期。

そんなときに頂く秋野菜は身体の免疫力を高め、本格的な冬に向けて備えるために身体を整えてくれるものでもあります。つまり美味しいだけでなく、体内環境をしっかり整えてくれる役割も持っているというわけです。

〈根菜類〉

特徴:地中にできた茎や根を収穫して食べる野菜の総称。不溶性食物繊維が含まれる蓮根には整腸作用が見込めるほか、疲れた胃腸の機能を回復させる働きも期待できます。また、スーパーフードとして注目を集めているビーツも秋の味覚。甘みあるのでジュースやスムージーにしても美味しくいただけます。

秋野菜の例)ゴボウ、人参、ビーツ、蓮根、ゆり根、大根、

〈果菜類〉

特徴:果実を食用とする野菜の総称。秋を代表するカボチャには体内でビタミンAに代わるβカロテンが豊富に含まれているほか、食物繊維やビタミンなど女性に嬉しい栄養素がいっぱい。あっさりとした味わいが好まれる冬瓜はカリウムが含まれているため、むくみ予防に繋がります。

秋野菜の例)カボチャ、サンショウ、銀杏、冬瓜

〈葉茎菜類〉

特徴:野菜の中でも葉や茎を食用にする野菜の総称。お鍋やお味噌汁の具材としても美味しい白菜やシュンギク、小松菜などは低カロリーで栄養バランスも◎。ダイエットをきにする人や妊娠中で体調がすぐれない女性にも食べやすい食材です。

秋野菜の例)ルッコラ、クレソン、小松菜、シュンギク、ネギ、ホウレンソウ、白菜

〈イモ類〉

特徴:根や地下茎など地下部が肥大化した野菜で食用のものを総称した野菜。その甘さからスイートポテトなどスイーツとしても人気が高いさつまいもには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれます。また、「畑のリンゴ」とも呼ばれるジャガイモはビタミンCが豊富。加熱しても壊れにくいため様々な料理で活用できます。

秋野菜の例)さつまいも、里芋、ジャガイモ、山芋

〈きのこ類〉

特徴:厳密に言えば野菜の一種ではなく、菌類に属するもので食用となるキノコの総称。カロチンやビタミンB1、B2、ビタミンCが含まれており、免疫力を高める効果が期待できると同時に、風邪の予防にも繋がります。お鍋や味噌汁など和食はもちろん、メインの付け合わせやパスタの具材など、どんな料理とも相性抜群。

秋野菜の例)椎茸、しめじ、なめこ、平茸、舞茸、松茸、マッシュルーム、エリンギ

見ているだけでも食欲をそそられる彩り豊かな秋野菜ですが、見た目・味だけでなく、身体を整える栄養バランスにも優れているのが特徴。美意識の高い女性やダイエットを頑張る人は、ぜひ秋野菜を積極的に取り入れて体内からキレイを目指してみてはいかがでしょうか。

参考:

野菜ナビ:https://www.yasainavi.com/

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