年末忘年会で食べ過ぎ飲み過ぎが続いたら? 正しいダイエット法で体内リセット!

12月はクリスマスをはじめ、忘年会や決起会など仕事もプライベートも外食が多くなる時期。特に忘年会は仕事関係から学生時代の旧友までと、幅広いお誘いが来る人も多いのではないでしょうか。

暴飲暴食が続きやすい年末の飲み会を繰り返しているうちに知らぬ間に体重が増えていた……!という経験をした人、元の体重に戻そうと間違ったダイエットを実践していませんか?今回は食べ過ぎ・飲み過ぎの正しいリセット法をお届けします。

食べ過ぎた日の翌日はどうすればいい?

お酒と食事でお腹を満たした次の日に体重を測ると増えていることがありますが、これは食べ過ぎで太ってしまったというわけではありません。体重が増える主な原因は水分の影響。糖分と塩分は水分を溜め込みやすいため、食べ過ぎ・飲み過ぎによって体内の水分量が増え、むくみとなって見た目と体重に現れてしまったのです。通常食べたものが脂肪になるまでに約2日間(48時間程度)かかると言われていることから、裏を返せば食べ過ぎた翌日であればリセットできる可能性がある、というわけです。

ただし、何も食べないなどの断食ダイエットはNG。翌日の食事で大事なのは食事の調整です。外食である場合、唐揚げやポテト、ピザ、パスタなど糖質や塩分を取りすぎるパターンが多いのでカリウムが含まれたお家ご飯がおすすめ。1日に摂取するカリウムは成人男性で3,000mg、成人女性で2,600mgが目安とされ野菜や果物、海藻などに多く含まれています。減塩したみそ汁やサラダなど胃にやさしい食事を心掛けましょう。

リバウンドしにくい食事の摂り方は?

忘年会や飲み会で食べ過ぎ飲み過ぎが続いた場合、翌日の食事だけを意識するだけではダイエットは叶いません。食事を摂る時間とタイミング、そして栄養のバランスをトータルで調整していけば体調管理となり、結果としてダイエットに変わってくるものです。ここでは注意すべきポイントをまとめてみました。

1.朝起きてから14時間以内に3食を目指す

生活環境として難しい場合は起きてから12時間までに主食を摂り、14時間以降はおかず中心の食事を心掛けること。14時間を過ぎた後でのご飯やパン、パスタなどは体重が増える原因になる可能性も!

2.食べ過ぎ飲み過ぎが続いたら意識的に体を動かす

前述でも記した通り、食べ物が脂肪に変わるのは48時間後くらい。過剰なカロリーはできるだけ早いうちに消化してしまいましょう。脂肪の燃焼効果が高まるのは運動を開始してから20分後と言われていますので、ランニングやウォーキングなど隙間時間にできそうな運動を取り入れるとダイエットだけでなく体力のキープにも繋がります。

3.食べたものを日記にしてみる

そもそもダイエット本来の意味は「痩せる」ことではありません。語源にはさまざまな説がありますが、ギリシャ語の「dieta(生活様式、生き方)」出会ったり、英語のdie(死ぬ)とeat(食べ方)からなる造語とも言われており、基本は日々の食事コントロールです。自分が食べたものをしっかり把握することで、いつどんな時に食べ過ぎてしまう傾向があるのかを自分自身で管理していくことがダイエットに繋がります。

「今日くらい大丈夫」と自分を甘やかして食べ飲みを繰り返せば、体の不調を招いてしまう原因にもなります。元気に新しい年を迎えるためにも、食べ過ぎた!飲み過ぎた!と感じたらしっかり自分の食生活をリセットしてくださいね。

参考:

健康長寿ネット:https://www.tyojyu.or.jp/net/index.html

食べる時間を変えれば、やせられる!―時間栄養学が教えてくれたリズム食ダイエット(書籍)

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