我が家では毎日のように使うキッチンツールの一つに「バット」があります。

ステンレス製の四角いバット。

バットといえば、揚げ物をするときに網をのせて使うイメージを思い浮かべがちですが、

じつは揚げ物以外にも毎日の料理で大きな助けになってくれるんです。

食材置き場として

切った野菜などをまな板にそのまま置き、そこから鍋やフライパンに移そうとしてこぼしてしまったり、切りにくかったりすることはありませんか？そんなときこそバットの出番です！まな板で切った肉や野菜をそのままにしておかず、バットに移し替えておくとまな板から材料がこぼれ落ちることもなく、調理作業もスムーズにこなせます。

キッチンツールの一時置き場として

調理中、行き場に困るお玉やヘラなどのキッチンツールの一時置き場にもとても便利なんです。サイズが大きいので、小皿にちょい置きするよりも安心感がありますし、複数の道具を一緒に乗せてもぶつかり合いません。

食材下ごしらえの容器として

お肉やお魚の下ごしらえをしたい時、バットは平面が広いので、食材を綺麗に並べての作業がスムーズに行えます。むらなく下ごしらえができるし、そのまま冷蔵庫に入れても場所を取らないのがありがたいところです。

豆腐の水切りにも

ホロホロと崩れやすい豆腐の水切りにお困りの方、意外に多いのではないでしょうか。

最近はレンジで水切りをするなど、さまざまな方法が用いられていますが、しっかり重しを乗せて水切りしたい方は、重しを安定させるのにも一苦労。気づいた時には豆腐の上から落ちてしまっていたなんてことも…。でも、バットを2枚使いすれば、そんなストレスともさよなら。豆腐をバットの上に置き、その上にさらに別のバットを置きます。上に重しを乗せても安定するので、水切りがスムーズにできますよ。バットをお持ちの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

食材冷凍時のトレーとして

お肉やお魚を冷凍するときも、ステンレス製のバットでしたら熱伝導率が高いため、食材を冷凍するのに最適。バットに並べて冷やすと冷えも早いし平らに綺麗に冷凍できます。

今まで使っていたバットの使用方法と比べていかがでしょうか？

とっても便利なバット。まだ使っていないという方もこの機会にぜひ使ってみてくださいね。料理効率が上がること間違いなしですよ。

参考図書：プロに教わる選び方・つきあい方のいろは　台所道具の本(主婦の友社)