2019.11.13UP
プチプラから高級品まで! 平成を盛り上げた歴代スイーツたち!
時代の象徴となるトレンドの中でも常に話題として取り上げられてきたスイーツ。
バブルとともに注目されたヨーロッパ系スイーツから最先端のSNS映えスイーツまで、平成時代を華やかに盛り上げてくれた歴代スイーツたちをまとめてお届けします♪
平成初期の憧れはお洒落なヨーロッパ系スイーツ!
1989年1月8日からスタートした平成時代。バブル景気と言われたこの時期は高級志向が支持され、ファッションから遊びまで華やかさのある雰囲気が流行にも繋がっていました。食についても「イタめし」と呼ばれたイタリア料理が流行っていたこともあり、「ティラミス」や「パンナコッタ」といったイタリア発のデザートが大ブーム!テレビや雑誌で特集され、ファミリーレストランの定番メニューにもなりました。
さらに、大行列を生み出したのが「ベルギーワッフル」。ふんわりとバターの風味が香るベルギーの伝統菓子を打ち出したマネケンが登場すると、週末には多くの人がワッフルを求めて足を運びました。その後も「エッグタルト」や「マカロン」などヨーロッパ系のスイーツが次々に登場し、女性たちのハートを鷲掴みにしたのは言うまでもありません。
健康志向が注目された体に優しいヘルシー系スイーツ
ヨーロッパ系スイーツが一般家庭で定番化されてスーパーやコンビニなどで気軽に購入ができるようになると、カロリーや栄養を考慮したヘルシーなスイーツが注目を浴びるようになります。無添加・無農薬の果物やお菓子、オーガニック、ビーガンなど体に優しい健康を意識したスイーツが次々に登場。低脂質・低コレステロールのビーガンスイーツやグルテンを含まないグルテンフリースイーツなど、美容や健康と連動した特集が組まれ、ブームを巻き起こしました。
最初の頃は健康のために味は二の次……という雰囲気でしたが、今日では美味しくてヘルシーなスイーツがネット上にアップデートされ、さらに進化しつつあります。
コンビニVSホテル!二極化系スイーツ
平成時代後半では、いつでも気軽に美味しく食べられる「コンビニスイーツ」と、いつもより贅沢な気分を味わえる「ホテルスイーツ」に話題が集まりました。コンビニ各社では有名パティシエとコラボするなど、コンビニとは思えないクオリティの高いスイーツを発表。ホテル側もテーマやコンセプトを明確にした非日常の空間を味わえるインスタ映えデザートブッフェで見事ブームの波に乗りました。コンビニもホテルも今では新しいスイーツが登場するたびに口コミサイトやSNSで注目を集めています。平成はまさにスイーツのエンターテインメントの時代と言えるのかもしれません。
平成最後はインスタ映え必須のインタラクティブ系スイーツ!
1年過ぎるごとに様々な流行を生み出していくスイーツブーム。「インスタ映え」という流行が提示する通り、今では「見て・撮って・食べて・楽しめる」エンタメ要素が強いインタラクティブ系のスイーツが、トレンドとして取り上げられるようになりました。
写真や動画映えするアイディアスイーツが料理好きな主婦たちによる発信や、そのカフェでしか見れない映像とスイーツを融合させたプロジェクションマッピングデザートなど、遊び心に溢れたスイーツたちが現代の若者たちから熱い視線を集めているようです。
スイーツの激動時代とも言える平成は、新旧が重なり合った面白いスイーツたちが数多く登場しています。自分にとって思い出深い「もう一度食べたい懐かしのスイーツ」を平成最後に味わってみてはいかがでしょうか。
参考:
みんなの食品口コミサイト もぐナビ https://mognavi.jp/
枻出版公式サイト https://www.ei-publishing.co.jp/