見た目を楽しむ食事

普段料理を作るとき、皆さまは何を意識して作りますか?

もちろん料理といえば「味」が大切とされていますが、おいしさを感じるのは味だけではありません。香りや見た目など、人は「五感」を使っておいしさを感じているのです。ここ数年、SNSの台頭により、おいしい料理を兼ね備える要素の中でも見た目を重視したものが増えてきました。「映える」かどうか、これが重要な要素だったりしますよね。今回は、そんな「映え」も含めた料理の見た目についてお届けします。

断面萌え

パッと見た感じはそこまでワクワクする姿でなくても、切ったときの断面が美しいと一気に盛り上がります。これがまさに「断面萌え」。この断面萌えを取り入れやすいのがサンドイッチです。色とりどりの具材をたっぷり詰めこんでカットしたサンドイッチは、まさにオシャレの代名詞。人気のフルーツサンドも、カットしたフルーツではなく、そのまま入れて断面をゴロっと見せる見映え重視が最近の流行りです。難しそうに見えるかもしれませんが、ちょっとしたコツを押さえればご家庭でも簡単に作ることができます。

フルーツサンド

フルーツサンド

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シズル感

「シズル感」という言葉を聞いたことがありますか?

これは英語のSizzleから由来されていると言われており、料理の場合はジューシーで思わず食べたくなるような感じを指します。撮影の時によく使われる言葉ですが、日常の食卓でもシズル感を意識することで食べ物がより一層おいしそうに見えるのです。

料理のトップに飾られた半熟目玉焼きの黄身をツンと突いてトロンと出てくる瞬間、

ハンバーグをカットしたら肉汁があふれる瞬間、

熱々のお好み焼きの上で踊る鰹節、

カチカチの目玉焼きや冷えたハンバーグ、湯気の立たないお好み焼きでは「おいしそう」という気持ちも半減してしまいますよね。

食卓の彩りや味はもちろんですが、断面萌えやシズル感など、いつもより少し見た目を気にしてみるだけで、あなたの食卓がより一層華やかなものになりますよ。胃に入ってしまえば全部同じ……なんて思わず、見た目を楽しむ食事もぜひ取り入れてみてくださいね。

参照:なし

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