2019.11.14UP
今年こそ、梅仕事
春から夏に季節が移ろい梅雨が近づいてくるころにお店に出回ってくるのが「青梅」。青梅が並んでいるなと思っているうちに、黄色く熟した南高梅などが店頭に並びだします。
これらの梅を使って梅酒を作ったり梅干しを作ったり。
日本人が古くから行っている『梅仕事』です。
面倒くさそうだからと一度も買ったことがないという方、梅仕事は簡単なものが多いうえに、仕上がるまでの過程が楽しめるものも楽しみのひとつですよ。
青梅と黄色い梅の違いは?
梅仕事に馴染みのない方にとっては、どの梅を何用に買ったらいいのかというところからがわかりにくいかもしれません。
6月に入った頃からまず出始めるのが、堅い青梅。
青梅は梅酒や梅シロップなどを作るのに向いています。
澄んだ綺麗なシロップやお酒に仕上がりますよ。
黄色い梅は梅自体を食べるものに向いています。
梅干しを作るなら黄色く熟した梅を選びます。
どんなものが作れるの?
梅仕事で代表的なものといえば「梅干し」
梅干し……と聞くと、あまり食べないし面倒臭そうなイメージを持たれがち。
実際に梅干しは、塩漬けをしてから梅酢が上がってきたら紫蘇を加えて漬け、梅雨明けの晴れた日を狙って天日干しをして、と段階ごとに手間暇かけたな作業が発生します。大きな漬物壺がなくても、密閉袋で作るやり方もありますが、比較的ハードルは高いかもしれません。
そこで初心者さんにおすすめしたいのが、容器に材料を入れたら後は待つだけのドリンク類。代表は、梅酒と梅シロップや梅のはちみつ漬け。いずれも、下処理さえきちんとすればまず失敗しないくらいに簡単ですし、仕上がっていく過程を見るのが楽しいですよ。
気を付けること
梅シロップであれ梅酒であれ、気をつけなくてはいけないのはカビの繁殖。
簡単に作れるものではありますが、気を付けるべきことはあります。
傷や斑点のあるものは使わないようにすること。
そういった梅は加熱用に回すのがいいです。また、下ごしらえの段階でよく水分をふき取ること、ヘタを取り除くこと、容器を消毒することなどがとても大切です。
作り方
◆梅酒
上記で記載したように、ヘタを取って水分をしっかりふき取った青梅を瓶に氷砂糖と交互に入れていき、最後にホワイトリカーを注ぎ入れて冷暗所に3か月ほど置くだけ。青梅1kgに対して氷砂糖600~800g、ホワイトリカー1.8ℓ程度がおすすめです。
◆梅シロップ
こちらは梅酒よりもさらに簡単。
青梅と同量の氷砂糖を、瓶に交互に重ねて入れていき、時々かきまぜながら2週間ほど待つだけ。水や炭酸水で割って飲むほか、かき氷のシロップにするのもおすすめです。
◆梅のはちみつ漬け
青梅に同量のはちみつを注ぎ入れて、時々かき混ぜながら2か月ほど待つだけ。梅シロップとはまた違う優しい味わいです。水や炭酸水で割ってお飲みください。
いかがですか?
思いのほか簡単な梅仕事。
敬遠されていた方は、今年は是非挑戦してみてください。


