塩を味方に

毎日の食事に欠かせない塩。

多すぎても困りますが、足りないと物足りなさを感じてしまいますね。

味付けをするときにバッチリ活躍してくれる塩ですが、味付け以外でも役立つことがたくさんあります。

私も毎日のお料理の中で塩に助けられていることがたくさんあります。今回は、そんな塩のお役立ち情報を紹介させていただきます。

冷凍エビの解凍には塩水を使おう

冷凍エビは便利で美味しいですよね。けれども解凍方法に迷いませんか?

そのまま料理に入れて加熱しながら解凍すると、想像したより小さくなってしまったり固くなってしまいます。ここで役に立つのが濃度3%程度の塩水。この濃度の塩水は、海水と同等レベルの濃度の塩水です。海産物に海水と同じ濃度の塩水はとても有効。

親しみやすいところでご紹介すると、あさりの塩抜き。この濃度の塩水を使われたことがあるという方は多いかと思います。海と同じ環境にしてあげることで、あさりが砂を吐き出しやすくなります。

冷凍エビの解凍でも、海と同じ環境にしてあげると浸透圧の関係でうま味と水分が逃げずにプリッとおいしいエビになるのです。これを真水でやってしまうと明らかにパサついてしまいますので注意してくださいね。

塩もみはとっても便利

私が調理の際に愛用している技が塩もみです。

青菜を塩もみして水分をきゅっと絞れば保存性も高まりますし色も鮮やかになります。

根菜も塩もみすることにより、ほどよく水分が抜けて火の通りがよくなります。

野菜に塩味がついていることで、全体の味も決まりやすくなります。

脱水、臭み取りに

魚を調理するのが苦手な方に是非ともお伝えしたいのは、塩をうまく使うことです。

魚を調理する際、塩を振りますね。これは味付けのためと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、味付けの塩の前に非常に大事な塩振りがあるのです。

それが脱水、臭み取りです。

魚に塩を振って30分ほど置くと、魚が汗をかいてきます。

これは塩の脱水効果で魚の中の水分が外に出ていた状態を指しているのですが、この水分には魚の生臭さが詰まっています。水分をしっかりふき取ることで魚の臭みを消してうま味を凝縮することができるのです。味付けの塩をするのはここから。塩の2段使いをすることにより、仕上がりがぐっと変わってくるのです。

塩を上手に使ったレシピ2選

冷凍エビを塩水解凍して作る簡単グラタンのレシピはこちら。

海老のさっぱりグラタン

さっぱりエビグラタン

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

大根を塩もみして作る炒め物レシピはこちら。

塩もみ大根と豚肉の炒め物

塩もみ大根と豚肉の炒め物

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

塩を味方にして、ぜひ美味しいおうちごはんを作ってみてくださいね。

参照: なし

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