2019.11.14UP
アロマの時間
あなたが過ごす毎日の生活には、どのような香りがありますか?
窓を開けて感じる季節の花々の香り。お気に入りの柔軟剤の香り。毎日の食事やコーヒーの香り。
私たちの生活には実にさまざまな香りが存在していて、その香りによってほっとしたりイヤな気分になることがあります。
そんな私たちの気持ちを癒してくれる香りのひとつが、エッセンシャルオイル。
アロマテラピーというものがあるくらい、エッセンシャルオイルには気持ちを落ち着けたりアレルギー症状を和らげたりしてくれる作用があります。
エッセンシャルオイルとは?
エッセンシャルオイルは『精油』とも呼ばれているものです。
香料などを使わず、天然の植物の芳香成分を抽出したものです。
安いオイルの場合、表示をよく見るとアロマオイルと表記されていたりします。
人工的に香りをつけているオイルもありますので、ご注意ください。
エッセンシャルオイルは、さまざまな場所で売っています。
専門店だけでなく、雑貨屋さんでも取り扱っているところもあるくらい。
その種類はとても多く、知識がないと迷われてしまう方もいるかもしれません。
種類と特徴
全ての種類を把握するのはとにかく大変。人気の高いエッセンシャルオイルの中から私自身が好きでよく使っているものを数種類ご紹介します。何となく特徴を知ったら、あとはご自分で香りをかいで好みのものを選ぶといいですよ。
◆ラベンダー◆
一番メジャーではないかと思われる香り。リラックス効果があります。
◆ティートリー◆
清涼感のあるスーッとした香りで、抗菌作用があります。梅雨のジメジメした時期の室内にはティートリーの香りがおすすめ。
◆マンダリン◆
オレンジのような甘い柑橘系の香り。好き嫌いが出にくい香りで、気持ちを明るくしてくれる効果があります。
◆ユーカリ・グロブルス◆
香りはツーンと強めです。香りを楽しむといった感じではないのですが、殺菌作用のあるユーカリ・グルブルスは、風邪予防や花粉症対策にも有効です。
使い方
専用のアロマポットがなくても、エッセンシャルオイルを楽しむことはできます。
◆コットンに染み込ませて衣類の引き出しに◆
衣類に直接オイルを垂らすのはシミのもとにもなるので厳禁。コットンにお好みのオイルを数滴垂らして引き出しに入れておくと、ほんのりアロマの香りが漂って気持ちのいい衣類管理ができます。
◆重曹と混ぜてカーペット掃除に◆
夏場、家族が裸足で過ごすようになるとカーペットの臭いが気になりますね。
そんなときは重曹にエッセンシャルオイルを数滴垂らしてよく混ぜ、それをカーペットに振りかけます。
数時間後に掃除機でしっかり吸い取ると、重曹の効果で皮脂などの気になる臭いが消えることに加え、エッセンシャルオイルのいい香りがつきます。
◆オイルと混ぜてマッサージに◆
薬局や雑貨屋さんに売られている、アーモンドオイルなどの天然オイルにエッセンシャルオイルを混ぜてマッサージしてみてください。自宅でアロママッサージ。むくみが取れるだけでなく気持ちもすっきりしますよ。
◆アロマオイル対応の加湿器に垂らして◆
専用の加湿器を持っていれば、エッセンシャルオイルを数滴垂らしてみてください。簡単にアロマの良さを感じることができます。
気温も湿度も上がって気が滅入りがちな季節だからこそ、アロマの香りをうまく使って気持ちのいい6月をお過ごしください。
参照:日本アロマ環境協会 HP