2021.6.7UP
トウモロコシの茹で方って?甘さを引き出すおいしい食べ方のコツ
かぶりついた瞬間、ほんのり甘みがあって口の中で「おいしい」が広がるトウモロコシ。地方によって「トウキビ」「ナンバ」と呼び方が異なりますが、古くから日本全国で親しまれている夏を代表する野菜です。今回は、そんな旬のトウモロコシを美味しく食べるための「茹で方」のコツを紹介します。
トウモロコシは買ったらすぐ茹でる!
トウモロコシは、収穫して日が経つにつれて甘みや栄養が下がる野菜といわれています。購入したら、できるだけ早く食べるのがベストですが、難しい場合は買った日に茹でるのがおすすめです。この「茹で方」で食感や甘みが微妙に変わりますので、この機会にぜひ茹で方のポイントを覚えてみてくださいね。
茹でる前にやっておくこと
トウモロコシを美味しく茹でるには、下処理が大切です。まず皮をむく際は、全部むき取らないこと。内側にある薄い皮を数枚残しておくと、茹でた後の水分が飛びにくくなります。鍋の大きさからトウモロコシがはみ出る場合は、茎の部分をカットしましょう。
シャキッとした歯ごたえがほしいなら?
食べたときにしっかり食感がほしいという方は、沸騰したお湯に皮が残ったトウモロコシを入れるのがポイント。鍋またはフライパンにトウモロコシを入れ、水を加えていきます。茹で時間は10〜12分くらいが目安。使った水に対して2%くらいの塩を入れてください。途中、トウモロコシをコロンと回転させると火の通りが均一になるので忘れずに!シャッキリ感がほしい方は、少し茹で時間を短くするなど調節してみましょう。茹で上がったら熱いうちにサランラップで包めばOKです。
甘さを最大限に引き出したいなら?
とにかくトウモロコシの甘さを引き出したい!という方は、沸騰する前の水の段階からトウモロコシを鍋またはフライパンに入れてしまうのがコツ。沸騰しない状態で15〜20分くらい茹でましょう。茹でた後、使った水に対して2%くらいの塩を入れて5〜10分くらいトウモロコシをつけると、ふっくら甘みのある食感に仕上がります。
カンタンお手軽に加熱するならレンチン!
時間をかけずパパッとすぐにトウモロコシを食べたいなと思ったら、電子レンジの加熱が便利。皮とひげをむいたら水に浸したペーパータオル→サランラップの順番に包んで電子レンジに入れます。5分くらいの加熱時間でできあがるので、トウモロコシをそのまま食べるというよりは調理具材のひとつに使いたいと思ったときにおすすめです。
茹でる前の皮むきは、お子さまと一緒にできるので親子のコミュニケーションにもぴったり。皮を全部むかないようにするなど、頭と手を使うので子どもにとっても良い経験となるはずです。楽しく美味しく、旬を迎えるトウモロコシを味わってくださいね。
参考:【レタスクラブ】