2021.12.8UP
野菜たっぷり!手ぶらで行ける農園「シェア畑」で自然体験
家族みんなの健康を考えたおうちごはんが求められる今、大人から子どもまで気軽に野菜作り体験ができる「シェア畑」が注目されています。
都心に住む子どもたちにはワクワクするような自然体験を、人材の不足により高齢化に悩まされている農業には、若い人たちのサポートを。
関わる人みんながハッピーになれるシェア畑についてご紹介します。
シェア畑って?
農地や遊休地など活用されていない土地を貸し農園として活用する近年注目を集めているシェア畑。
「農業に興味やあるけど、ガッツリやるのは難しい」「美味しい野菜を家族で食べたい」「農業を通じて子どもに自然体験をさせたい」このように思っている方が気軽に農園体験ができる畑のレンタルサービスです。
サポート体制が整っているシェア畑も多く、誰でも気軽においしい野菜作りができると人気が高まっています。
シェア畑が人気の理由5つ
シェア畑が人気の理由について、ポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
1.手ぶらで農園に通える
農業を始めようとすると、通常であれば季節野菜の種や苗、肥料をはじめ、クワやスコップ、防虫ネットといった農具や資材が必要とされます。
シェア畑の場合、農業に必要な道具を購入する必要はなし。
無料貸し出ししている農園が多く、トイレや休憩スペースがあれば使い放題。手ぶらで通えます。
2.農園側のサポート体制がある
シェア畑によって多少の違いはありますが、多くの農園では経験豊富な菜園アドバイザーがフォローしてくれます。
現場で分からないことがあってもバックアップしてくれるため、初心者でも安心して参加できます。
3.収穫した新鮮野菜が食べられる
多くのシェア畑では、殺虫剤などの化学農薬ではなく有機質肥料が使われます。
自分たちで大切に育てた新鮮な旬の野菜を美味しくいただけることから、安心安全な食材を意識されている方にもおすすめです。
4.面倒な手続きがない
農園を開設する場合、通常であれば行政への手続きや提出書類の準備、資材の手配など準備が必要です。
難しいやり取りや準備は運営会社が対応してくれるパターンが多いのもシェア畑のありがたい点です。
5.農家の手助けになる
高齢化が問題視されている日本の農業は、若い人材が不足していることを理由に農業の維持や管理が難しくなっているといわれています。
都心に住む人たちには、日常では味わえない自然体験が、農家の人たちにとっては畑を有効活用できる。関わる人すべてを幸せにするサービスです。
シェア畑は料金が高いことがネックともいわれていますが、月額の使用料金は、約6,000〜10,000円前後が平均。
習い事と考えれば、同じくらいです。市民農園の方が安いと思われる方もいらっしゃいますが、農具や肥料、種などは自分で購入する、アドバイザーがいない時もある、抽選に当たる確率が低いなどメリットとデメリットがそれぞれあります。
気軽に自給自足体験ができるシェア畑。説明会や見学会も開催されているそうなので、興味を持った方は調べてみてくださいね。
参考:【農地遊休地活用】