令和の新時代!飲食業界で注目される「CBD」とは?

目まぐるしく移りゆく令和の新時代。常にさまざまな情報が日々アップデートされていきますが、2020年の私たちの「食」はどのように変化していくのでしょうか。

今回は、飲食物、薬品、美容コスメなどあらゆる方面で急速に広がりを見せ、飲食業界でも話題となっている「CBD」に注目してみました。

CBD」とは?

CBDとは麻の主成分のひとつ「カンナビジオール(Cannabidiol)」を略した言葉です。一般では大麻成分として認識されていますが、日本の法律で禁止となっているのは、麻の花穂と葉の部分。ここに含まれている成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」が精神を活性化させ、気分を「ハイ」にしてしまうといわれ、日本では違法になります。アメリカの連邦法で定められた大麻草を区分けすると、以下のようになります。

合法:産業用ヘンプ(CBD成分の含有率が20%以上でTHC成分が0.3%以下)

違法:違法薬物(CBD成分の含有率が10%以上で、THC成分が20%以上)

一方でCBDはハイにならず、身体と心に生理的なメリットをもたらすとして医療業界で認知されている成分。幅広い疾患に効果が期待できるといわれ、近年では美容成分にも使われはじめています。

CBDに期待できる効果の一例】

・てんかん

・うつ病や自閉症

・不眠症

・偏頭痛

・癌

・アトピーやニキビ

・糖尿病

・注意欠陥障害(ADD)

・抗炎症作用

・リウマチ

・ストレス

・リラックス効果

・集中力アップ

飲食業界ではどうなの?

2018年12月に農業法案が制定されたアメリカでは、産業用ヘンプが規定植物指定から除外されたことをきっかけに2019年から多くのCBD商品が出回りニュースになりました。スーパーでも気軽に購入ができるようになったCBDは、飲食業界でも食のトレンドとしても大きな話題に。あまりに反響が大きかったため、ニューヨーク市がCBD入りの飲食物の提供を禁止したほど大ブームを巻き起こしていたのです。

そして日本でも2019年春頃からじわじわとCBD商品が店頭に並びはじめています。レストランやカフェなどの飲食店はまだあまり見かけませんが、ネットショップでは健康食品としてCBDのオイルやチョコなどが徐々に販売され始めているようです。

医療研究でも注目の天然成分として期待されているCBDは正しく使えばさまざまな効果効能をもたらしてくれるとされています。しかしその反面、まだまだ不安があるのも事実。興味がある方は、正しい知識と適切な利用で有効的に活用してくださいね。

参考:

【CBD LINK】

【日本臨床カンナビノイド学会 】

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム