お金をかけずに綺麗になるコツ

綺麗な人ってどんな人でしょう。顔色が良くて、肌や髪の毛がきれいで、背筋が伸びて、笑顔が素敵などなどでしょうか。

エステに行ったり、ちょっと高価なスキンケアや化粧品を使っていたり、ちょっと高価な食品を毎日意識的に採りいれていたり…お金をかければ綺麗になるのは当たり前のような感じがしませんか?

でも実は、お金をかけなくても綺麗になれる方法があるのです。今日はその秘密をお伝えします。

1.旬の食材を食べる

夏野菜が冬に、冬野菜が夏にと1年中出まわっている野菜もありますが、それぞれ旬があります。旬の野菜を食べるメリットは栄養価が高いこと。どれくらい高いかというと、食材の栄養素が記載されている食品成分表というものがあるのですが、そこに記載されている食材は1年間の平均値が掲載されています。ですから旬の野菜や果物は、それ以上の栄養を摂ることができるのです。野菜や果物などから摂取したいビタミン、ミネラル、食物繊維などは美容には欠かせない栄養素ですよね。特にビタミンA、E、Cは抗酸化作用の高く活性酸素の除去が期待できる美肌を目指すために役立つとされています。

2.良質のたんぱく質を摂る

肉や魚、卵、乳製品、大豆製品は良質なたんぱく質であり、お肌や骨、筋肉などの細胞を作るため大切な栄養素です。食事の際には必ず摂り入れましょう。先の章で述べた抗酸化ビタミンのビタミンCはお肌の弾力を保つたんぱく質であるコラーゲンの合成にも欠かせません。

またたんぱく質には「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンの材料であるトリプトファンが多く含まれています。セロトニンは精神の安定に働くとともに、睡眠に必要なメラトニンの材料にもなります、寝ている間に新陳代謝が行われ質の良い細胞が作られるといわれていますので、寝ることも綺麗を目指すには必要なことです。

3.発酵食品を摂る

 発酵食品とは味噌、醤油、酢、ぬか漬け、ヨーグルトなどです。発酵食品は発酵する際に栄養価が増え吸収が良くなります。腸内環境を整える働きもありますから毎日食事に取り入れるといいでしょう。なかでもキムチは発酵している上に唐辛子で漬けることにより、血行が良くなり、顔色や美肌を目指したい方におすすめです。

4.主食はお米を選ぶ

 食事の際は、主食を摂ることで全体のバランスが整います。ごはん(米)、パン、麺などさまざまな主食がある中で一番のおすすめはお米です。お米は炊くときに水しか必要ありません。パンや麺などは加工品になるため、油や添加物を摂りやすくなります。毎回食べるものはできるだけ余計なものが入らないシンプルなものにする方が美しくなるためにはおすすめです。また、お米をしっかり食べることで体温が上がり、血流が良くなり、基礎代謝も上がります。さらに美しさに磨きがかかることでしょう。

参考文献

・旬の野菜の栄養事典(エクスナレッジ)

・美肌になる栄養セラピー(マイナビ)

・栄養の教科書(新星出版社)

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム