業務スーパーの品質は安全?買わない方がいいものはある?

緑の大きな看板が印象的な「業務スーパー」は、低価格で大容量の商品が手に入るスーパーとして今や大人気!国内外にある食品加工工場との協力を活かし、斬新なオリジナル商品から輸入品を提供しています。あまりの安さ上に「安かろう悪かろう」なのでは?と思ってしまうところですが、今回は業務スーパーの品質に焦点を当て紹介したいと思います。



4つの品質管理

業務スーパーの品質管理、実はとてもしっかりしています。食を作ることからはじまり、店頭に並ぶまでにあらゆる安全検査に取り組んでいるのです。商品開発・現地工場・品質安全・商品の4つが評価され、安全基準をクリアした商品だけが店頭に並ぶという徹底ぶり。ここでは4つの項目を簡潔にまとめてみました。

1.商品開発

業務スーパーで取り揃えられる商品が、正しい方法で製造・管理されているか環境の確認と評価が行なわれています。

2.現地工場

業務スーパーの現地工場は、商品を管理する環境が安全性を保つためにベストな状態であるかが重要とされています。公式サイトをチェックすると現地の工場の環境を整えるために、定期的なチェックがされていると記載されていました。

3.品質安全

安全な食品を生産できることは消費者にとって大切なこと。商品の品質を一定に保つため、行政の基準と業務スーパー独自の基準という二段階で検査がされています。

4.商品検査

店頭で発売されたら一安心ではなく、消費者からの声を聞いていく体制も持ち合わせているのが業務スーパー。品質保持のために継続して商品検証が続きます。

原材料・製造・流通・販売の全てのプロセスにおいて、品質管理をしっかり行ない、安全で品質に良い商品が提供されているようです。つまり、業務スーパーで「買わない方がいい」ものは、基本的にないということですね。

注意して買いたいものは?

業務スーパーの品質基準が高いことは分かりました。とはいえ、業務スーパーに限らず注意して購入した方がいいという食材もあります。例えば「卵」。たんぱく質が豊富で料理のアレンジ幅が広く使いやすい食材ですが、ここではちょっとした豆知識をご紹介したいと思います。

賞味期限の考え方

卵の賞味期限は「工場でパックされた日の何日後」で決まるとされています。出荷時に「ラベルを張る」「パックに詰めること」なども最終加工とするため、この日が製造日になります。法律ではここを基準に製造期限が決められるので、法律違反に該当しないのです。言い換えると、古い卵も新しい卵も一緒にされている可能性が高いということですね。毎日生まれる卵を保管し、特売日に合わせてパックすると新しい卵と古い卵が同じ賞味期限になるというわけです。

卵は「産卵日」をチェック!

ではスーパーで卵を買うとき、どうすればいいのでしょうか。ここを解決してくれるのが「産卵日」と記載されている卵です。同じメーカーの卵であっても、売られているお店によって消費期限しか書かれていないこともありますが、産卵日が記載されているスーパーは要チェック。卵が売りにくくなることを度返しで「産卵日」を明記していると個人的な判断にもつながりますので、産卵日が記載されている卵を見つけたら良心的なスーパーだと思うひとつの目安になります。



毎日の食卓に欠かせない食品の購入先であるスーパー。安くてボリューム満点の業務スーパーが近所にある方は、品質基準を知っておくと、より安心してお買い物ができるのではないでしょうか。食品の知識を身に着けて、賢くお買い物してくださいね。




参考:業務スーパー公式サイト https://www.gyomusuper.jp/

   東洋経済 https://toyokeizai.net/articles/-/54726?page=3

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