お肌のSOS!冬の乾燥肌を内側から潤す方法

冬のお肌は血の巡りが悪くなって青白かったり、冷たく乾燥した空気に潤いを奪われてカサカサになったりと、一年の中でも過酷な環境にさらされています。

お風呂でしっかり温まってお肌のお手入れをしているのに、どうしても潤いが戻らないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回は、体の中からお肌を整える方法についてご紹介します。

■お肌のターンオーバーを助ける食材

角質層の細胞は4~6週間ごとに新しい細胞に生まれ変わると言われています。このターンオーバーがうまくいかないと、乾燥肌などの肌トラブルにつながります。

ではどうしたらいいか?ここでオススメしたいのが、ターンオーバーを助けてくれる栄養素が『ビタミンA』。レバーやうなぎ、モロヘイヤ、ほうれん草などに多く含まれます。

■保湿成分を作る食材

皮膚の代謝が低下すると、水分の蒸発を防いでくれる皮脂や保湿成分が減少するため、乾燥肌になりやすくなります。外からの刺激を防ぎ、潤いを保つ働きがある栄養素が『セラミド』を積極的に摂りましょう。セラミドは脂肪酸とアミノ酸が結合してできた脂質の1つで、黒ごま、ひじき、大豆、こんにゃく、ほうれん草などに多く含まれます。

■血行をよくする食材

末梢血管を広げて血行促進を促す『ビタミンE』は、細胞の老化を防いでお肌に潤いを与えてくれます。アーモンドやかぼちゃ、うなぎなどに多く含まれる栄養素です。

■唇の乾燥をふせぐ食材

お肌だけではなく、唇もカサカサになりやすい冬の季節。肌と合わせてケアしてあげたい部分です。唇や口腔内の健康を保ってくれる美容成分が『ビタミンB2』。糖質の代謝を高めてくれる『ビタミンB1』と一緒に摂るのがおすすめです。B2はレバー、納豆、チーズ、ヨーグルトなど、B1は玄米や豚肉などに含まれます。

■お肌を助けてくれるおススメ料理

≪ほうれん草の黒ごま和え≫

ほうれん草に含まれるビタミンAとセラミド、黒ゴマに含まれるセラミドのダブル効果でお肌を守ってくれます。

大豆入りひじき

大豆入りひじきの煮物

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

セラミドを多く含むひじき、大豆、こんにゃくに加えビタミンAが豊富なにんじんとの組み合わせです。常備菜にして定期的に食べるのがおすすめ。

いかがですか?お肌のお手入れを頑張っているのにどんどん乾燥してしまう…という方、食生活を意識して、身体の内側から保湿効果を底上げするとぐっと変わるかもしれません。

おいしいものを食べてうるすべ肌を手に入れてくださいね。

出典

知っておきたい栄養学(GAKKEN)

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