2026.9.1UP
スーパーで揃う非常食とは?普段の食事にも役立つ備蓄食品の選び方
「非常食」と聞くと防災用品専門店などで購入するのかなと考えそうですが、災害時に役立つ食品の多くは、近所のスーパーで手軽に揃えられます。
このコラムでは、スーパーで購入できる非常食の選び方や、おうちごはんにも活用しやすい食品をご紹介。毎日の買い物を少し工夫するだけで「もしも」の備えにつながります。
令和の考え方は「普段使いで備える」
災害はいつ起こるかわかりません。そのため、いわゆる「非常食」だけを備蓄するのではなく、普段から食べている食品を少し多めにストックしておく「ローリングストック」が注目されています。食べた分だけ新しく買い足すため、賞味期限切れになりにくく、いざというときも食べ慣れた味で食事ができます。特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、食べ慣れているものがあることで、災害時の食事への不安を軽減してくれる効果も。日々の買い物の延長で備えられることから、無理なく続けやすい防災対策として広がっています。
スーパーで購入できる非常食
スーパーには、保管しやすく、おうちごはんにも使いやすい食品が数多く並んでいます。ここでは、非常食にもなる備蓄食品をまとめてみました。
<レトルト食品(パウチタイプ)>
非常食の定番とされているレトルト食品には、カレーやスープ、丼ものなどがあり、多くのものは電子レンジや湯せんで温めるだけで食べられます。常温で1〜3年ほど保存ができる上、栄養素の劣化も最小限。忙しい日にも活躍してくれます。
<パック系ごはん>
パックごはんのほか、ハンバーグやシチュー、ベビーフードなども要チェック。容器のまま電子レンジで加熱できる商品が多く、商品によっては湯せんに対応しているものも。停電時を想定し、加熱不要の商品を確認しておくのもおすすめです。
<缶詰類>
長期保存ができる缶詰類も備蓄食品の定番。さばやいわし、ツナ、焼き鳥、大豆、コーン、果物など種類が豊富で、ご飯のおかずとしてはもちろん、サラダやパスタ、炊き込みごはんなど幅広い料理に使えます。一般的な賞味期限は2〜3年ですが、缶詰によっては10年以上保存が可能なものも。容器がしっかりしているので、衝撃や害虫からも守ってくれます。加熱不要なものが多いことも特長です。
<カップ麺類>
非常食のイメージが強いカップヌードルやカップスープも人気。基本的にはお湯が必要とされますが、常温の水を入れて1時間ほど待てば、食べることができます。常温の水で戻したカップ麺にはなりますが、いざというときに「何か食べられるものがある」という安心感は心強い味方になります。
<シリアル類>
火や水を使わず、開封したらそのまま食べられるシリアルも備蓄食品のひとつ。賞味期限が長いことに加え、栄養バランスに配慮された商品も多くあります。グラノーラやオートミールをはじめ、近年は市販のシリアルの種類も増えているので、お気に入りを見つけるのもおすすめです。
上記以外にも、フリーズドライのみそ汁や乾麺、ナッツ類、クラッカー、ビスケットなども長期保存しやすく、日常の食事にも取り入れやすい食品。飲料であれば、野菜ジュースや常温保存できる豆乳、紙パック飲料なども、備蓄食品の選択肢として人気があります。
防災は、特別な準備をしなければ始められないものではありません。いつものスーパーで買うレトルト食品や缶詰、乾麺、パックごはんを少し多めに用意し、普段のおうちごはんで上手に使いながら備えることが、ずっと続けられる防災対策につながります。まずは次回の買い物で、家族が好きな保存食品をひとつ選ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。その小さな一歩が、いざという時の安心につながるはずです。
参考:


