眠りの質を上げるなら寝酒よりもハーブティーを取り入れよう

夏の暑さがようやく落ち着いて、過ごしやすい季節となる秋は日頃の眠りを見直すチャンス。わずかな睡眠不足が積み重なる「睡眠負債」や眠りたいのに眠れない「不眠症」など、質の悪い睡眠は心と身体にダメージを与えます。

では、どうすれば満足のいく快眠ができるのでしょうか?ここでは、眠りの質を上げる方法について解説していきます。

就寝前の寝酒がNGと言われるのはなぜ?

眠れないときは適度なアルコールを飲むとリラックスできて熟睡できる……と言われていますが、就寝前のアルコール摂取には注意が必要です。酔いやすい・酔いにくい個人差はあるものの、アルコールの適量は1日40gが目安。

就寝前に毎日寝酒すると摂取量が増えやすく、アルコール依存症になりやすいとも言われています。また利尿作用があるため、夜中に起きてトイレに行きたくなってしまうことも。結果として、睡眠の質を下げてしまうのです。

安眠効果が高いハーブティーとは?

睡眠不足が続くと、さまざまな体調不良を起こします。集中力や注意力に欠けたり作業能率の低下、生活習慣病、うつ病、肌荒れ、肥満、高血圧など、日常生活に支障をきたす恐れがあるほか、重大な病気へと繋がっていきます。

そんなときにオススメしたいのが鎮静と癒し効果が期待できる「ハーブティー」。欧米では安眠効果がある飲み物として寝る前によく飲まれています。

■カモミール

快眠ハーブティーでメジャーなハーブティーといえばカモミール。抗菌作用が強くアズレンという成分が含まれています。安眠・リラックス効果があるほか、発汗作用や代謝促進で身体を温めてくれます。

■イングリッシュラベンダー

強張った緊張を解いてリラックスさせてくれるハーブティーならイングリッシュラベンダー。フラボノイド、クマリン、タンニン、リナロールなどの成分が含まれており、心を落ち着かせて安眠へと導いてくれます。

■セントジョーンズワート

西洋弟切草の名前で親しまれているハーブ。草木っぽい香りが特徴です。鎮静作用や抗うつ作用があり、ゆっくり気分を落ち着けたいときにオススメしたいハーブティーです

ハーブティーの種類は市場に出回っているものだけでも100種以上。カフェインを含まないものも多く、妊娠中の女性にも安心して飲んでいただけます。身体への負担をかけず、気軽に快眠効果を得られますので、ぜひ積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。

参考:

NIKKEI STYLE:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO20248720S7A820C1000000

ハーブティー効能ガイド:http://herb-store.net/

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