「ハーブ」という言葉を聞いたとき、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?
ハーブティーにハーブオイル、アロマテラピーなど、いい香りや癒しなどと結びつくイメージを抱く方も多いのでは?
あまりハーブは好きでないという方も、シソや山椒、ワサビなどは召し上がっているのではないでしょうか。実はそれらも立派なハーブ。
身近なハーブからあまりなじみのないハーブまで、あらためてその効果効能や料理との合わせ方をご紹介していきます。
今回は「ローズマリー」について見てみましょう。
ローズマリーは、たくましい繁殖力とかわいらしい花が人気で、お庭や公園などに植えられていることがよくあるので見かけたことがある方も多いかもしれません。
■ローズマリーの効能
ローズマリーは別名『若返りのハーブ』ともいわれています。
ローズマリーの香りが記憶力を高め、集中力を増してくれるのです。
また、抗酸化作用が強く、肌を生き生きさせてくれる作用もあります。
■料理との合わせ方
ローズマリーの強い香りは、お肉と合わせるとお肉のくさみを消してくれます。
また、野菜料理の風味付けにも使われます。
◇グリルに
鶏肉にローズマリーを絡めてグリルすれば香り高いハーブチキンに。じゃがいもとローズマリーを絡めてグリルすれば、普段のお芋とは一味違うローズマリーポテトになります。
◇煮込みに
豚のブロックや鶏肉を煮込むときにローズマリーを1枝加えてみてください。
さわやかないい香りが程よく楽しめます。
◇オリーブオイルと合わせて
洗ってしっかり水分をきったローズマリーを、オリーブオイルに漬けて2週間ほどおいておくだけでローズマリーの香りがほんのりついたローズマリーオイルの完成です。そのまま普段のお料理やドレッシング作りなどに使えます。
最近では自宅で栽培する人も増えているローズマリー。身近にある方はすぐにでも、ローズマリーはまだ試したことがないという方もスーパーのハーブ売り場に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。初心者でも扱いやすいハーブですので、一度お試しください。
魅力的なハーブの世界。次回をお楽しみに。