2026.1.5UP
「賞味期限」と「消費期限」の違い、知っていますか?
食品に表示されている「賞味期限」と「消費期限」。混同されがちなこの2つの言葉ですが、この違いを正しく理解することで、フードロスを防ぎつつ安全に食べられる範囲を見極めるヒントを得ることができます。
このコラムでは、両者の意味、期限後の対応、注意点をわかりやすく解説していきます。
あらためて知りたい「賞味期限」「消費期限」の違い
まず「賞味期限」とは、製造者が定める「適切に保存された状態でおいしく食べられる期間」の目安。つまり、品質(味・風味・香りなど)が変わらずに楽しめる期限を示しており、この期限を過ぎてもすぐに「食べられない」わけではありません。例えば、お菓子、レトルト食品、缶詰、調味料、加工食品などには、賞味期限が表示されることが多いです。ただし、あくまで未開封かつ保存条件が守られた場合が「賞味期限」の前提。開封後は、品質の劣化が早まるため早めに食べきるようにしましょう。
一方、「消費期限」は「安全に食べられる期限」を意味します。劣化の早い食品に対して設定される表示で、期限を過ぎたものは安全性を保証できないとされています。食品例を挙げると、弁当、お惣菜、生菓子、冷蔵の惣菜、ゆで麺などが該当し、腐敗のリスクが高い食品には、消費期限の表示がされています。消費期限は比較的短めに設定されており、期限を過ぎたものを食べることは安全性に懸念があるため、廃棄が推奨されます。
期限切れ判断のポイントは?
一概に安全とはいえない「期限表示」。期限切れ判断の基準として、まずチェックしたいのが「見た目・におい・変色」です。賞味期限切れで異臭やカビ、変色がある場合は食べないでください。もちろん、消費期限切れは廃棄が原則です。また、食品の種類も判断基準のポイント。加工食品などは多少期限を過ぎても食べられる可能性はありますが、惣菜や生鮮食品は早めの判断が重要です。そして、適切な保存方法だったかも大事な判断ポイント。冷蔵・冷凍のルールを守らなかったり、温度変化があったりすると期限内でも劣化している可能性があります。
農林水産省や消費者庁では、この違いを正しく理解して食品ロスを減らすための啓発を行っていますので、この機会にチェックしてみるのもおすすめです。また、法律上、生鮮食品(野菜・果物など)には期限表示の義務がないという規定も。つまり、表示がなくても見た目・状態を自分の目で確認して使うことが、家族みんなの健康を守ることにつながります。
安心して食事をするために欠かせない正しい知識を持つということ。大切なのは、表示された期限だけに頼らず、日頃から食のアンテナを貼ることです。食べ物を大切に扱う意識が、無駄に捨てることを減らすなど、ライフスタイルを変える一歩になるはず。食品を購入する際は、賞味期限と消費期限をぜひチェックしてくださいね。
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