災害時に必要な非常食の保存ポイント。長期保存の基本とは?

災害時の時に頼りになる非常食。でも、「買って安心」と思うのはちょっと待って。気づけば賞味期限が切れていた、置き場所がわからなくなっていた…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。いざという時に本当に役立つかどうかは、保存の仕方次第。

このコラムでは、災害食の保存ポイントをお届けします。今日からできる工夫ばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。

非常食は「特別扱い」しなくていい

防災用品というと、どこか「非常時専用」のイメージがありますが、その意識が逆に管理を難しくしていることもあります。普段使わない場所にしまい込んでしまい、どこに置いたか存在を忘れてしまった…とならないよう、非常食は「日常の延長線」と考えてみるのが令和の防災意識。たとえば、乾麺やレトルト食品は普段の食材と同じ棚に置き、少しずつ使いながら補充する、いわゆる非常食を定期的に食べる「ローリングストック」を実践すれば、防災だけでなく家計管理にも役立ちます。特売時にまとめて購入し、日常食として消費すれば食費の無駄も減って一石二鳥。何より、食べ慣れているものが災害時にある安心感は大きな支えになります。

保存場所で差がつく、長持ちのコツ

非常食の保存場所として避けたいのは、高温・多湿・直射日光の三拍子がそろう場所。キッチンのシンク下やコンロ周辺は便利ですが、温度差や湿気が多く、保存には不向きと考えられています。おすすめは、廊下収納や床下収納、北側の部屋の棚など、温度が比較的安定しているところ。見えなくなる場所ではなく、「月に一度は目に入る」場所を選ぶことが管理のコツです。

湿気対策は「やりすぎない」を意識

アルファ米や乾パンなどは湿気に弱い食品ですが、過剰に対策しすぎる必要はありません。購入時の個包装を活かしつつ、まとめて密閉容器に入れるだけでも十分です。乾燥剤を入れる場合も、入れ替え忘れに注意しましょう。完璧を目指すより、「続けられる範囲」で整えることが大切です。

災害食の保存は、難しく考えなくて大丈夫。「見える場所に置く」「時々食べる」「無理なく続ける」。この3つを意識するだけで、非常時の安心感はぐっと高まるはずです。



参考:

【三井住友海上】

【農林水産省】

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