2019.11.14UP
魅惑の料理番組
昔も今も人の心をとらえて離さないの「おいしい料理」。
そんなおいしい料理を紹介する、国内外問わず人気のお料理番組があります。
さまざまなテレビ局で毎日放送されている料理番組とは、主に料理家がレシピを紹介して料理を実演してくれる番組が定番です。それとは別に、根強い人気をキープしているのが料理を主題にしたドラマや映画。
例えば、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」やシリーズ化された「深夜食堂」。
そして、今年放送された「きのう何食べた?」。
いずれも人気が高いドラマばかりです。
食べることは生きること
人が動物と違うところは、ただ動くために食べるのではなく、おいしく食べる工夫ができること。
おいしく食べることで生きるパワーがわいてくる。
長寿の方の食生活が時々テレビや雑誌で紹介されていますが、元気に長生きされている方はやはりお年を召されても色々なものをおいしく食べている傾向があります。
食べることは生きること、私はそう考えています。
奇をてらわない日常の料理
先に挙げた人気の料理番組。
いずれも手の届かないような高級料理をテーマにしているものではありません。
私たちが普段家で食べているような、自分の親に作ってもらうような、何気ない日常の料理がドラマの中で作られていきます。
「きのう何食べた?」では、主人公がゲストをお迎えするために食材を買い出しに行く場面で、ゲストがオーガニック食品や調味料にこだわっている方だからとつい見栄を張って自然食品のお店に入る場面があります。普段は買わないものを見て回って、その値段に驚きいつもの料理に戻る。
そんな主人公を見て、自分と同じだ!と共感を覚える方も多いのではないでしょうか。
美味しいものを食べると素直になれる
本当においしいものを食べた時は自然と笑みがこぼれませんか?
笑みがこぼれる瞬間、人は自然と警戒心も緩みます。
笑顔が生まれ、会話が生まれ、言いにくかったことも話しやすくなる。
そんな力がおいしい料理にはあると思います。
料理をテーマにしたドラマを見ていても、食べ物を通して喧嘩していた二人が仲直りしたり、誰にも言えなかった悩みを口にすることができたりという心に残る場面が沢山あります。
家族の話を聞きたいな、悩みを聞いて欲しいな、たくさん笑いたいな、
そんな想いをお持ちの方。さぁ、いつもの食材を使っておいしいものを作りませんか?
きっと笑顔の輪が広がりますよ。