塩もみ野菜を活用しよう

冬野菜が美味しい季節になりました。皆さま、白菜や大根を料理する際、上手に使いきっていますか?たくさんの使い切りレシピが世の中にあるので、それを参考にするのもいいと思いますが、私は断然「塩もみ」がオススメです!!このコラムでは塩もみの方法をご紹介します。



〈白菜の塩もみ〉

白菜1/4個(500g)、塩小さじ2

白菜の切り方はお好みでOK。葉部分1㎝幅にカット、芯部分は繊維を断ち切るように半分に切り、繊維に沿って7㎜幅くらいに切るのがおすすめです。芯部分の歯ごたえが気になる場合は、繊維を断ち切るように7㎜幅くらいで切ってください。

〈大根の塩もみ〉

大根500g、塩小さじ1

大根は5㎝長さの5㎜角にカットするのがおすすめです。



白菜と大根、ともに清潔なジッパー付保存用袋に入れ、出てきた汁に漬けたままで冷蔵庫に入れると1週間くらい保存できます。食べるときは、使う分だけぎゅうっと絞って使います。塩が強すぎると感じたら軽く水洗いしてから絞って使うのもおすすめです。

 塩もみは、うまみが凝縮する、火通りが早い、日持ちする、調理のたびに切る手間が省ける、塩味がついているので調味が決まりやすい、炒め物た後に時間が経っても水が出てきにくい、独特なシャキシャキの歯ざわりが魅力など、たくさんの利点があります。切る手間が省けて、火通りもいい、味が決まりやすいのは料理の時短にもつながりますね。

 献立の展開も無限大。そのまま出すなら塩もみ野菜として簡単なお漬物のようになりますし、ごま油で和えればナムル風。お酢やラー油で違う味付けにしたり、ちくわやハムを足すと立派なおかずになります。

普段の料理では、あまり白菜や大根を炒めないかもしれませんが、実は炒め物にも向いていてシャキシャキ食感になります。そのほかにも鶏ガラスープの素で塩炒めにしたり、オイスターソース炒めにするのも◎。さっぱりしているのでお肉との相性も抜群で、豚バラやひき肉など脂分の多いものと合わせると本当に美味しく仕上がります。ほどよい塩分と歯ごたえから、食べるスープの具材にも最適ですよ。

 塩もみ白菜と大根が冷蔵庫にあると、なんだか助けられる気がします。半調理された野菜が準備されているようなものですから。私はもう何年も冬は塩もみ白菜&大根に助けられています。お鍋で白菜が余ったとき、塩もみしておくと何かと便利ですのでぜひ覚えていただけると嬉しいです。

今年は白菜も大根も安価。塩もみで賢く美味しい冬野菜を楽しんでみてはいかがでしょうか。



塩もみ白菜と豚バラ肉のスープ

<レシピの詳細は画像をタップしてください ↓↓↓>

塩もみ大根のしお炒め

<レシピの詳細は画像をタップしてください ↓↓↓>

参考:なし

オフィシャルメンバー:滝野 香織

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